著者
服部 圭介 井上 馨太 志賀野 桐生 平井 辰典
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2018論文集
巻号頁・発行日
vol.2018, pp.248-254, 2018-09-06

2020年度から小学校でのプログラミング教育が必修化されることに伴い,誰もがプログラミングを学ぶことができる教材が求められている.そこで,実体のある物体を手に取って簡単にコーディングができる物理プログラミングと,比較的柔軟性が高い実行結果が得られるビジュアルプログラミングの二つをAR技術により統合した新たな開発環境を提案する.これにより,現実世界の制限がある物理プログラミングと,PC内でしか操作ができないビジュアルプログラミングの欠点を補う.評価実験により提案システムの有効性を評価する.
著者
服部 圭介
出版者
大阪経済大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2006

研究成果として主に,論文"Policy and Product Differentiations Encouragethe International Transfer of Environmental Technologies"をまとめた。ここでは,地球環境という国際公共財を共有する国家間の戦略的な技術移転のインセンティブを分析した。結果として,環境政策の水準と,国際市場における企業が生産する財の差別化の程度にかんする非対称生が大きな場合のみ,自発的な環境技術移転が行われることが明らかとなった。これは,地球温暖化問題に対する京都議定書における,CDM(クリーン開発メカニズム)や,ODA(政府開発援助)を通した環境技術の移転の問題に関して,重要な政策的含意を有すると考えられる。