著者
平野 綾子 椎名 達雄 本田 捷夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EID, 電子ディスプレイ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.413, pp.19-22, 2003-11-05
参考文献数
4

DVDの急速な普及や高精細なデジタルテレビ放送のスタートもありホームシアター市場が拡大している。これにより家庭で迫力のある映像が楽しめる時代がきた。最近では多くの企業が次世代映像システムとして立体表示装置の開発に取り組んでおり、より迫力のある映像の普及が見込まれている。これに伴い、立体映像用コンテンツの増加が不可欠となる。このような立体表示装置は少なくとも左服用と右服用の2視点からのシーンが要求される。新しく作る3D(立体)コンテンツは立体撮影装置で制作し、CGの場合にはクリエータが制作する。しかし既に存在する2D(平面)コンテンツを擬似的な立体映像用コンテンツに変換するのはオペレータにより手作業で行われている。これはとても骨の折れる作業である。本論文では2Dコンテンツから擬似的な3Dコンテンツを容易に半自動的にする方法を示す。
著者
宋 玄鎬 桃井 芳晴 渋谷 岳人 本田 捷夫
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.26, pp.25-28, 2002
参考文献数
3

ホログラム・スクリーンとフレネルレンズを組み合わせたハイブリッドホログラム・スクリーンに視差映像を投影することによりオートステレオスコピック・ディスプレイとして立体像が見ることができる大型表示システムを開発している。スクリーンサイズを大型化することにより高臨場感表示ができ、投影光学系およびスクリーンを工夫することにより、観察者の視域を広げることができる。視域を広げることにより観察者はある程度視域面で動いても立体像を観察することができる。この論文では分光放射輝度計を用いて視域の評価を行ったので報告する。
著者
本田 捷夫 辻内 順平
出版者
公益社団法人 応用物理学会分科会 日本光学会
雑誌
光学 (ISSN:03896625)
巻号頁・発行日
vol.2, no.2, pp.101-108, 1973-04-25 (Released:2010-03-15)
参考文献数
13

In recent years, with the development of coherent optics and holographic techniques, it is often necessary to measure the optical path difference in a microscopic phase object using a high magnification and high resolution interference microscope for transmitted light.For this purpose, a high resolution interference microscope for transmitted light applying a holographic real-time interference method has been realized corresponding with a Mach-Zehnder type interference microscope, and the problems for realizing such an instrument are discussed.