- 著者
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寺村 裕史
宇野 隆夫
村上 智見
- 出版者
- 国立民族学博物館
- 雑誌
- 基盤研究(B)
- 巻号頁・発行日
- 2019-04-01
本研究は、ユーラシア大陸における東西交流(東洋と西洋)の結節点としての古代シルクロード都市の果たした役割と、それらの都市を介して行われた人や文化の交流の実態を考古学的に明らかにすることを目的とする。具体的には、①現地研究者と協働で実施するカフィル・カラ遺跡の発掘調査ならびに出土遺物・遺構の比較研究、②ザラフシャン川中流域に点在する都市遺跡の分布踏査や衛星画像解析、③GISを用いた都市遺跡の立地や周辺環境の分析、の3点を研究の柱とする。それらを総合し、シルクロード都市の形成・発展過程ならびに人と文化の東西交流の動態について国際的な議論を深め、現地研究者と共同で成果を発信する。