著者
村田 翔太郎
出版者
法政大学大学院デザイン工学研究科
雑誌
法政大学大学院紀要. デザイン工学研究科編 = 法政大学大学院紀要. デザイン工学研究科編 (ISSN:21867240)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.1-3, 2016-03-24

This study from the criticism of the construction process of buildings in urban areas, and reinterpret the rural community, originally theWhere life in, culture, brings out the charm, think about the architecture to become an opportunity to make a new connection.
著者
村田 翔太郎 若田 浩志 村川 孝次 今井 奨 庄田 健二 今村 徹
出版者
一般社団法人 日本高次脳機能障害学会
雑誌
高次脳機能研究 (旧 失語症研究) (ISSN:13484818)
巻号頁・発行日
vol.39, no.1, pp.28-35, 2019-03-31 (Released:2020-04-03)
参考文献数
15

拡大鏡を使用して音読することで仮名非語音読課題の成績が向上し, 文章一般も読みやすいと実感できた音韻失読 2 例を報告し, 仮名非語音読障害の機序および拡大鏡を使用して音読する介入効果について考察した。通常の音読と拡大鏡を使用した仮名非語音読課題の成績を比較した結果, 2 例ともに拡大鏡を使用して音読することで成績が有意に向上した。この結果が得られた機序として, 拡大鏡を使用して音読することで 1 文字ずつ拾い上げながら読もうとする心的構えが生じ, その効果によって, 2 例に存在する音韻表象の脆弱化, 系列化処理やモニタリング機能の障害をある程度代償し, 仮名非語音読における読み誤りを減らすことができたと考えられた。音韻失読例が拡大鏡を使用して音読することにより, 仮名非語のみではなく膠着語である日本語の文章一般の読み誤りも減らす効果が期待できると考えられた。
著者
村田翔太郎 屋良朝克 金田一将 五百蔵重典 田中博
雑誌
マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2014論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.1608-1613, 2014-07-02

筆者らはナビゲーション,ロボットの自動走行などへの適用を目標に10cm以下の測位誤差を実現できる超音波を用いた屋内測位システムを開発してきたが,測位対象に専用の超音波送信機を所持・装着する必要があり,一般ユーザ利用展開への課題になっていた.そこで,一般に広く普及し,携帯性も高いスマートフォンを送信器として利用するシステムの検討を行った.しかし,スマートフォンから超音波は発生できないため,発生可能な非可聴音を用いて同様の屋内測位システムの開発に着手した.まず,スマートフォンから非可聴音を発生させるプログラムを作成し,その動作を確認した.次に非可聴音に対応する受信機を試作し,送信信号取得に必要な検波閾値の決定と測位計算に用いるタイマカウント値の取得実験を行った.それらを踏まえて測位実験の環境を構築し,測位実験を行った.その結果,非可聴音で高い測位精度が得られることと,フィルタを用いることで騒音環境でも測位が可能なことを確認し,スマートフォンを用いた測位ステム実現の見通しを得た.