著者
村田 輝 中田 はるみ
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.69, no.3, pp.111-116, 2019-03-01 (Released:2019-03-01)

電気通信大学附属図書館では,AI(人工知能)研究との協働により,学生がグループや個人で能動学修,セミナー,ワークショップなど様々な場面で利用できる革新的なアクティブラーニングスペース『UEC Ambient Intelligence Agora』(AIA)を構築した。このスペースでは,多様なセンサーを設置することで,学修環境の状態を反映した様々なデータを取得し,ディープラーニングマシンを用いたAI研究によって,解析及び可視化できるようになっている。AIAがAIやビッグデータとどのように関わり,次世代型図書館の実現を目指していくのか,アンビエント環境,アクティブラーニングとAI研究,ロボットによる知的インタラクションの3つの観点から,その現状と将来像について紹介する。
著者
村田 輝
出版者
信州大学附属図書館
雑誌
信州大学附属図書館研究
巻号頁・発行日
vol.5, pp.171-181, 2016-01-31
著者
増田 元 高橋 努 米澤 誠 村田 輝
出版者
大学図書館研究編集委員会
雑誌
大学図書館研究 (ISSN:03860507)
巻号頁・発行日
vol.55, pp.38-53, 1999-03

大学図書館の過去のデータをNACSIS総合目録データベースへ遡及入力する際の方式を比較し、オンライン自動登録方式の特徴、問題点およびその有効性について考察した。遡及入力ツールとしての自動登録システムの有効性を検証するため、国立大学図書館協議会次期電算化システム専門委員会が開発した新目録所在情報システム対応目録自動登録クライアント(CATP-Auto)を用いて、カード目録データおよび機械可読データによる遡及入力実験を行い、その結果を分析した。最後に各大学図書館が効率的に遡及入力を進めるための指針を示した。