著者
大西 賢人 鳥谷 和世 柴田 育子
出版者
国公私立大学図書館協力委員会
雑誌
大学図書館研究 (ISSN:03860507)
巻号頁・発行日
vol.104, pp.34-45, 2016

<p>国立国会図書館デジタルコレクションやHathiTrustなどの大規模デジタル化データベースの登場によりデジタル化された様々な学術資料へのアクセスが可能になってきているが,CiNii Booksからは,デジタル化され公開された資料があったとしても,たどりつけないケースが見受けられる。そこでCiNii Booksからデジタル化資料へのアクセシビリティ向上の可能性を探るために,総合目録データベースとNDLSearchとHathiTrustそれぞれに収録されたID間の対応をまとめたIDマップの作成を試みた。調査の結果,JPNOやLCCNがデータベース間リンクのキーとなる有力なIDであることが判明したが,より正確で網羅性の高いIDマップを実現するためには,ID以外の書誌情報も活用しながら,IDマップのプロトタイプを作成し,その有効性について検証を重ねていくことが必要である。なお,本稿は国立情報学研究所教育研修事業「平成25年度学術情報システム総合ワークショップ」における成果物である。</p>
著者
富田 さわ子 武部 真子 田波 真弓 柴田 育子 堀越 香織 芳鐘 文子
出版者
国公私立大学図書館協力委員会
雑誌
大学図書館研究 (ISSN:03860507)
巻号頁・発行日
vol.117, pp.2105, 2021-03-31 (Released:2021-03-25)

一橋大学附属図書館では,令和元(2019)年10月12日(土),東日本を中心に甚大な被害をもたらした台風19号の影響により,書庫内に大規模な浸水被害が発生した。施設や書架,蔵書等に受けた被害,復旧作業の経過及び今後に向けた取り組みについて,約1年が経過した時点での状況を報告する。
著者
富田 さわ子 武部 真子 田波 真弓 柴田 育子 堀越 香織 芳鐘 文子
出版者
国公私立大学図書館協力委員会
雑誌
大学図書館研究 (ISSN:03860507)
巻号頁・発行日
vol.117, 2021

一橋大学附属図書館では,令和元(2019)年10月12日(土),東日本を中心に甚大な被害をもたらした台風19号の影響により,書庫内に大規模な浸水被害が発生した。施設や書架,蔵書等に受けた被害,復旧作業の経過及び今後に向けた取り組みについて,約1年が経過した時点での状況を報告する。
著者
柴田 育子
出版者
国公私立大学図書館協力委員会
雑誌
大学図書館研究 (ISSN:03860507)
巻号頁・発行日
vol.103, pp.42-49, 2016

<p>昨今,電子ジャーナルの価格高騰問題など,大学図書館を取り巻く環境は一層厳しくなりつつある。近年,フランスでは大手出版社との5年間に渡る契約合意,ISTEXプロジェクトと呼ばれるバックファイルの取得を行い,国レベルでのアクセスを保証した契約を行っている。この背景にはフランスの大学図書館コンソーシアムCouperinと高等教育書誌センターのABESが大きな役割を果たしている。本稿ではこの2機関の運営方法,活動内容,他組織との連携方法等を訪問調査を通じて報告する。</p>
著者
高橋 正江 柴田 育子
出版者
大学図書館研究編集委員会
雑誌
大学図書館研究 (ISSN:03860507)
巻号頁・発行日
vol.97, pp.65-70, 2013-03

2012 年10 月,オーストリア共和国ウィーンにて国際図書館コンソーシアム連合(ICOLC)2012 年秋季会合が開催された。今回の会合では,投資家の視点による出版社評価,従量制価格モデル,オープンアクセス,コンソーシアムの今後の役割,ビッグ・ディールへの考察,ヨーロッパのコンソーシアム活動,出版社(JSTOR)プレゼンテーション,SCOAP3進捗報告など合計12 のセッションが行われた。本稿ではその概要を報告する。
著者
柴田 育子
出版者
木更津工業高等専門学校
雑誌
木更津工業高等専門学校紀要 (ISSN:02857901)
巻号頁・発行日
no.38, pp.69-80, 2005-01

In diesem Aufsatz analysiert man das Kapitel N ,,Erkenutnistheoretisches, Theorie des Fortschritts" von Walter Benjamins Das Possagen-Werk. Jeder Artikel und jeder Paragraph des Kapitel N wird nach Themen und Personeunamen klassifiziert und systematisiert. Das Kapitel N von Das Passagen- Werk ist wichtig, um die Methode von W. Benjamin zu verstehen. Daher ist dieser Aufsatze eine Untersuchung der Methode von W. Benjamin.