著者
田村 洋平 森山 真光 溝渕 昭二
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告コンピュータと教育(CE) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2007, no.123, pp.21-27, 2007-12-07

Web 2.0はWeb上で成功したビジネスの要素をまとめたもので,参加のアーキテクチャや集合知の利用などの考え方がある.そこで,講義にWeb2.0の要素を取り入れることを提案する.これにより,講義のコミュニケーションや蓄積された情報の活用が見込める.本報告では,Web 2.0の考え方を取り入れた講義の対応付けについて述べる.次に Web2.0を取り入れた講義の運用結果を示す.その結果において,ロングテールに含まれる学生が他の機能では活性化されていることが認められ,講義の参加活性化において有効であることを確認できた.Web 2.0 is a summary of the concepts of the business that succeeds on Web, and has the architecture of participation and the harnessing collective intelligence etc. Then, we propose to take the concepts of Web 2.0 to lectures. As a result, communications in lectures and leveraging accumulated information can be expected. In this report, we describe mapping of lectures to which Web2.0 is taken. Next, we show the operation result of lectures to which Web2.0 is taken. In the result, the student included in a long tail was admitted to be activated in other functions, and we have confirmed the participation of lectures was effective.
著者
森安 昭太 森山 真光
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
巻号頁・発行日
vol.2017, pp.55-58, 2017

暗号通貨の一つであるビットコインを取引で利用する企業が増加しているが,ビットコインの秘密鍵が漏洩した場合の損失は避けられない.<br>秘密鍵を管理する既存のハードウェアウォレット(HW)は,ホストがインターネット接続状態でも使用でき,ボットによるHWの不正操作のリスクがある.<br>そこで,ホストがインターネットからの切断を確認してHWの使用を許可するHWとホスト間のプロトコルを提案し実装を行い,通常のトランザクション生成と提案手法のトランザクション生成との実行時間を比較する.<br>結果,提案手法は通常のトランザクション生成方法よりもオーバーヘッドが存在するが,安全性が向上することを報告する.