著者
植松 陽一 大月 優里
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.67, 2020

<p>デザイン専攻の学生が4年間の学びを社会に発表する卒業研究・制作には、造形と伴ったものからそうでないものまで、幅広い作品が存在する。近年は医療福祉や時事問題などのテーマが作品に反映されることも多くなってきた。本発表では、医療福祉とデザインの両面を学べる特色をもつ学科での卒業研究・制作指導において、「ものづくりを手法としたワークショップ」を用いた事例について報告する。それを通して、ものづくりを手法としたワークショップが医療福祉分野のイベントにどのような効果と意義を持つかについて検討したい。</p>
著者
植松 陽一
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.62, 2015

本プロジェクトは、新たな試みとして、ワークショップで作品を完成させるだけではなく、完成した作品をその場で情報発信する手法の実践を目的としている。梅田コネクトプロジェクトの一環として開催している&ldquo;梅田スノーマンフェスティバル&rdquo;の一つの会場である大阪梅田・茶屋町エリアで、身近な素材であるマスキングテープやフェルトなどを使用したパッチワークを行うワークショップを実施した。参加者には年齢制限を設けず、参加者と学生が交流することでコミュニケーションを高められるようなプログラムとし、ただ作品を作るだけではなく作品を発信出来るワークショッププログラムとして、参加者が作品をつくり、そしてその作品を自ら発表出来る新しい取り組みを目指す。
著者
植松 陽一
出版者
宝塚造形芸術大学
雑誌
Artes : bulletin of Takarazuka University of Art and Design : 宝塚造形芸術大学紀要 (ISSN:09147543)
巻号頁・発行日
vol.19, pp.97-109, 2006-03-31

現在、最も優れたデザインブランドの一つとも言われているアップル。そのアップルはガレージファクトリーという、非クリエイティブ環境で生まれたブランドである。しかし今日ではクリエイティブ業界でアップルを知らない者はいないくらい浸透している。そのアップルにおけるブランド要素はどのようなものであるか、MacintoshというブランドとiPodというブランドを通して考えてみたい。また実際に20代の学生のアップルブランドにおけるブランド意識はどのようなものがあるか考察してみた。