著者
野寄 真徳 横山 秀史
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集 (ISSN:24366021)
巻号頁・発行日
vol.79, no.2, pp.22-00197, 2023 (Released:2023-02-20)
参考文献数
33

列車走行に伴う地盤振動の低減対策には多くの研究例がある.しかし,低減メカニズムの明確化や低減効果の定量化が行えていない対策工が多く,振動低減対策を現地で実施する際の対策工の選定は,既往の事例や技術者の経験的な判断に大きく依存すると考えられる.そこで本論文では,近年研究が進められている走行列車・軌道・構造物・地盤をモデル化した数値シミュレーションを用いて,対象箇所の振動を増大させている要因の抽出方法と,抽出した振動増大の要因に基づく振動低減対策の提案に関する検討を行った.その結果,振動源の特性,構造物の振動特性,地盤の伝播特性の3つを個別に評価し,着目した周波数帯域の振動増大の要因を抽出することができた.また,抽出した振動増大の要因を振動低減対策の提案へつなげるためのフローを取りまとめた.
著者
横山 秀史 永田 茂 山崎 文雄 片山 恒雄
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木学会論文集 (ISSN:02897806)
巻号頁・発行日
vol.1992, no.450, pp.181-187, 1992-07-20 (Released:2010-08-24)
参考文献数
20

緊急時の人間行動を定量化するための指標として, 動線のフラクタル次元を用いることを提案し, 迷路を用いた被験者実験の結果と, 過去の火災事例に適用して有用性を検討した. その結果, フラクタル次元が, 脱出時間, 歩行距離, 行動範囲などで評価できない人間行動の複雑さの度合を定量的に表していることがわかった.