著者
橋本 唯子 山中 節子 藤井 亜希子
出版者
国公私立大学図書館協力委員会
雑誌
大学図書館研究 (ISSN:03860507)
巻号頁・発行日
vol.118, pp.2109, 2021-08-31 (Released:2021-09-16)

平成27年5月に和歌山大学図書館において発生したシバンムシによる虫害について, 発生から緊急対応・燻蒸処理とその後の点検などといった実施項目の概略を示し,以後虫害を防ぐための対策として研修・環境整備・殺虫およびクリーニング作業などを進めてきた経緯を紹介する。成果として職員の意識向上・資料保存環境の改善があげられると同時に, 記録の不足・消毒用エタノールなど必要物品の不足などの課題についてまとめ, 被災時に図書資料をどのように救出すべきか, 意識を共有する意義について言及する。
著者
板倉 七海 酒匂 一世 原田 利宣 橋本 唯子
雑誌
研究報告コンピュータグラフィックスとビジュアル情報学(CG) (ISSN:21888949)
巻号頁・発行日
vol.2016-CG-165, no.19, pp.1-6, 2016-11-02

本研究では絶滅したニホンオオカミをはじめとした 8 種の動物の頭蓋骨と剥製や写真上の頭部形状に現れる曲線の比較 ・ 分析を行った.次に,その結果に基づいて和歌山大学が所蔵するニホンオオカミの頭蓋骨から正確な頭部形状を推定した.さらに CG で頭部形状を 3D モデル化し,再現するとともにニホンオオカミの全身形状も CG 上で創成して,“歩く”,“走る” といったモーション付けを行い,展示のための検討を行っている.
著者
橋本 唯
出版者
公益社団法人 日本心理学会
雑誌
日本心理学会大会発表論文集 日本心理学会第85回大会 (ISSN:24337609)
巻号頁・発行日
pp.PC-096, 2021 (Released:2022-03-30)

本研究の目的は,とらわれ型の愛着スタイルは日本の文化的環境に適応的であるかどうか検討することであった。日本の大学生256名(男性89名,女性167名,平均年齢19.4歳,SD=1.33)を対象にして,4分類の愛着スタイル,アサーション,過剰適応,抑うつについて質問紙による回答を求めた。その結果,安定型78名(30.6 %),拒絶型22名(8.6 %),とらわれ型111名(43.5 %),恐れ型44名(17.3 %)でとらわれ型が最も多く,安定型が最も多い欧米の割合とは異なっていた。分散分析の結果,理論的にネガティブな愛着スタイルと考えられてきた,とらわれ型と恐れ型の愛着スタイルは,アサーションのポジティブな側面である他者配慮は,安定型と拒絶型と比較して有意に高かった。しかし,過剰適応および抑うつは安定型,拒絶型と比較して有意に高い結果になった。つまり,とらわれ型の愛着スタイルは,日本の文化的環境に求められる対人関係スタイルに最も近い型であるが,内的不適応に陥りやすい結論に至った。最終的にとらわれ型の愛着スタイルが日本に多い理由について考察された。
著者
橋本 唯子
出版者
福井県文書館
雑誌
福井県文書館研究紀要 (ISSN:13492160)
巻号頁・発行日
no.10, pp.55-67, 2013-02
著者
橋本 唯子
出版者
福井県文書館
雑誌
福井県文書館研究紀要 (ISSN:13492160)
巻号頁・発行日
no.10, pp.55-67, 2013-02