著者
江村 恒一 加藤 正隆 渡辺 英治
出版者
公益社団法人 自動車技術会
雑誌
自動車技術会論文集 (ISSN:02878321)
巻号頁・発行日
vol.53, no.6, pp.1102-1107, 2022 (Released:2022-10-11)
参考文献数
13

思い込みや動静不注視などの交通事故要因には,人の予測特性が作用していると考えられる.本稿では,大脳皮質の動作原理として有力な仮説のひとつである予測符号化理論を組み込んだ深層学習機を用いて,運転において人の視覚が走行環境をどのように予測しているかをシミュレーションする新しいアプローチを提案する.
著者
加藤 正隆 江村 恒一 渡辺 英治
出版者
公益社団法人 自動車技術会
雑誌
自動車技術会論文集 (ISSN:02878321)
巻号頁・発行日
vol.53, no.6, pp.1108-1113, 2022 (Released:2022-10-11)
参考文献数
15

思い込みや動静不注視などの交通事故要因には,人の予測特性が作用していると考えられる.本稿では,人の視覚をシミュレートする深層学習モデルを用いて,実際の走行映像から人が認知したであろう映像を生成し,実際の映像と比較分析することで,交通ヒヤリハットに影響を及ぼし得る人の予測特性の知見を得たので報告する.
著者
宮坂 健寛 水野 慎士 渡辺 英治
雑誌
第78回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2016, no.1, pp.603-604, 2016-03-10

魚に関する研究の中で視覚の仕組みに関するものがある。本研究では魚の立体知覚の仕組みに関する研究の補助を目的とし、運動視差立体視を用いた視覚機能解析システムの提案と開発を行う。 本システムでは2台のカメラとスネルの法則を用い、水槽中を泳ぐ魚に対し屈折を考慮した3次元位置算出を行う。算出された座標を元に運動視差立体視映像を生成し、水槽底面に配置したディスプレイに映像を表示する。その際に魚が映像を知覚するのか判別を行う。魚が運動視差立体視を用いて立体知覚を行っているのであれば、本システムにより生成された映像を知覚し反応を示すことが期待される。