著者
谷口 円 桂 修 佐川 孝広 濱 幸雄
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会構造系論文集 (ISSN:13404202)
巻号頁・発行日
vol.76, no.668, pp.1745-1753, 2011-10-30 (Released:2012-01-25)
参考文献数
22

The aim of this research is to propose a method to predict the strength development of concrete using equivalent age. The experiment of strength development was carried out. Ordinary Portland cement, moderate-heat Portland cement and low-heat Portland cement were used for concrete specimen. Water cement ratio was ranged from 0.3 to 0.6. Strength development of concrete cured below subzero temperature was examined too. The result showed that the apparent activation energy in equivalent age equation depends on mineral composition of cement. Furthermore, the effect of freezing on the reaction rate of strength development was shown. Consequently, the strength development of concrete can be estimated from mineral composition of cement, nominal strength of concrete and curing temperature by the method proposed in this paper.
著者
佐川 孝広 濱 幸雄 塚本 康誉
出版者
一般社団法人 セメント協会
雑誌
セメント・コンクリート論文集 (ISSN:09163182)
巻号頁・発行日
vol.68, no.1, pp.239-245, 2015-03-31 (Released:2015-03-27)
参考文献数
27
被引用文献数
1 2

本研究では現在JIS規格はあるがほとんど生産されていない高炉セメントA種に着目し、高炉セメントA種の強度発現と水和反応に及ぼす無水石こうや石灰石微粉末の影響について検討した。水和反応の評価にはX線回折/リートベルト解析の外部標準法を用いた。その結果、高炉スラグ微粉末の混合量が20%の高炉セメントA種を用いたモルタル圧縮強度は、初期材齢で普通ポルトランドセメント(OPC)の75%程度、材齢91日までにOPCと同等となった。無水石こうや石灰石微粉末の混和による圧縮強度の変化は、水和反応解析により求めたセメントや高炉スラグ微粉末の反応率、水和生成物量、空隙量の変化でよく説明できた。
著者
上田 多門 後藤 康明 長谷川 拓哉 濱 幸雄 田口 史雄 遠藤 裕丈 林田 宏 桂 修 加藤 莉奈 佐藤 靖彦 王 立成
出版者
北海道大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2007

寒冷地のコンクリート構造物は,コンクリート内部の水分が凍結融解を繰り返すことにより,凍害といわれる劣化が生じる.超音波を用いた実構造物における凍害の程度を測定する方法を提示し,凍害の程度と材料特性の劣化程度との関係を示した.乾湿繰返しや塩害と凍害との複合劣化のメカニズムを明らかにし,劣化をシミュレーションするための数値モデルを提示した.凍害を受けた構造物を増厚工法で補修補強した後の,構造物の挙動を数値解析するためのモデルを提示した.