著者
片岡 圭子 小西 剛 西川 浩次
出版者
京都大学農学部附属農場
雑誌
京大農場報告 (ISSN:09150838)
巻号頁・発行日
no.10, pp.7-12, 2001-03
被引用文献数
2

大阪府高槻市古曽部町のシクラメンを栽培中のガラス温室(約93.8m2)に細霧冷房装置を導入し,夏季の冷房効果について検討した.温室内は二重遮光を行い,ノズル数は29個,5分間おきに1分間噴霧,3分間おき1分間噴霧および無噴霧の処理を設けた.2000年8月5日から8月17日の期間において,外気温および室内気温を30秒間隔で測定し,午前10時から午後4時までの間の平均気温を比較したところ,外気温よりも,5分間おき1分間噴霧で約2℃,3分間おき1分間噴霧で約3℃の室内気温の低下が認められた.無噴霧では外気温との差はほとんど認められなかった.7月14日から8月31日の期間について,細霧冷房を導入した2000年と細霧冷房未導入であった前年(1999年)との平均気温を比較したところ,約0.8℃の冷房効果が認められた.シクラメンの生育は前年までよりも良好で,出荷期の前進が認められた.病虫害の増加は認められなかった.
著者
北島 宣 片岡 圭子 札埜 高志 羽生 剛 山崎 安津
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2006

'無核紀州'由来の無核性発現には植物生長調節物質は直接的に関与していないことが明らかとなった。この無核性発現機構は、高温条件で解除され、種子が形成されることが明らかとなった。開花0~4週間後の高温が無核性発現機構の解除に関与することが示唆された。