著者
片岡 祐介 野村 誠
出版者
京都女子大学家政学部児童学科
雑誌
児童学研究 (ISSN:02869144)
巻号頁・発行日
no.33, pp.80-91, 2003-02

2001年7月7日(日)に行われた京都女子大学児童学科公開講座では, 打楽器奏者の片岡祐介氏を講師に招き,対談「音楽療法と創造性」を行なった。片岡氏は, 1997年から2000年まで, 岐阜県音楽療法研究所の研究員をつとめ, ピアノ, ドラムセット, 民族楽器, シンセサイザーなど様々な楽器を駆使し, 現代音楽, フリージャズ, テクノ, ハウスなど様々な音楽語法を柔軟に組み合わせ, 対象者と音楽的なコミュニケーションを成立させていく独自の手法を展開している。本稿では, 公開講座での片岡氏との対談を掲載することにした (野村誠)。
著者
片岡 祐介 岩口浩章 佐治 斉
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2001, no.87, pp.109-116, 2001-09-13
被引用文献数
1

本論文では、より細かな表情認識を目的として、笑顔に着目し、快・不快・社交的の3つの笑顔に分類する方法を提案する。まず、目・口・眉の構成要素の追跡を行い、次に、表情筋の6グループの動作と追跡結果を適合させる。最後に、どの表情筋の動作により各笑顔が表出されるかを観察することにより、笑顔の分類基準を検討する。In this paper, we propose the method of classifying a smile into pleasantness, unpleasantness, and sociability for recognition of facial expressions in detail. First, we track the facial components, such as the eyes, mouth and eyebrows. Second, we match the tracking result with the motions of the six groups of facial muscles. Finally, we investigate the criterion for classifying the smile by observing which musule motion creates the smile.