著者
秋山 晶則 篠宮 雄二 森下 徹
出版者
岐阜聖徳学園大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

本研究は、災害と地域の関係性を探る一環として、木曽三川流域での「宝暦治水」事業(1754-55年)を中心に検討を行ったものである。関連史料の収集・分析を通して、大規模普請の措定・実施には、地域社会の利害と共同性が深く関わっていたことを明らかにするとともに、労働編成や技術面での検討課題を整理した。