著者
竹之内 和樹 福田 幸一
出版者
日本図学会
雑誌
図学研究 (ISSN:03875512)
巻号頁・発行日
vol.52, no.4, pp.27, 2019 (Released:2019-12-01)
参考文献数
2

Mongeの図法幾何学の第2 章には,複面投影を用いた空間の問題の実用的図式解法の提示・解説に加えて,球への接平面と対応する平面幾何定理が紹介されている.空間問題から平面幾何定理の直観的な見通しが空間問題から得られることを示すとともに,この定理は,対応する3 次元問題が無い方向にも,拡張されている.Mongeは空間問題の図法幾何学の中で,幾何学との関係を意識し,幾何学の発展にも目を向けていたものと推測される.
著者
石井 明 東 大輔 竹之内 和樹
出版者
九州大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

地面効果翼機は、地面又は水面等の上を滑空する輸送機器である。航空機が上空を飛行する場合は、翼の両端から翼端渦と呼ばれる大きな渦が発生し、これが抵抗となってエネルギーロスに繋がっている。この翼端渦を減少させるため、ウィングレットという翼端を折り曲げた翼も出現しているが、地面効果翼機は大きな燃費改善が可能である。