著者
飯塚 洸二郎 米田 武 関 喜史
出版者
人工知能学会
雑誌
2019年度 人工知能学会全国大会(第33回)
巻号頁・発行日
2019-04-08

本論文では,パーソナライズを行うアルゴリズムのオンライン評価を行う手法について述べる.特に,マルチリービ ングを実際のニュースアプリケーションにおいてリアルタイムに行う際の課題・解決法を示し,大規模な数値実験を行った.従来の A/B テストに比べ,マルチリービングは非常に少ないサンプルサイズでパーソナライズアルゴリズムの性能が評価できた.また,Optimized Multileaving (OM) と Team Draft Multileaving (TDM) は同程度の効率性があり, TDM はより安定性があることが実験より明らかになった.
著者
野村 陵 川本 英樹 吉田 秀則 米田 武史 青木 茂
出版者
社団法人 可視化情報学会
雑誌
可視化情報学会論文集 (ISSN:13465260)
巻号頁・発行日
vol.25, no.10, pp.72-77, 2005 (Released:2005-10-31)
参考文献数
10

高解像度圧縮性CFD解析コードを用いて超音速風洞流路流れの可視化を行った.CFD解析結果の可視化は,流れ方向の気体の密度勾配分布に基づいた仮想的なシュリーレン光学画像処理手法を用いて行った.ここでは,以前に考案した超音速風洞流路流れの特性を利用した最適化手法によるノズル形状の最適化結果を例として,最適化前後のCFD解析結果を可視化し,風洞測定部の気流の変化を確認した.可視化によって,風洞流路内の一様流れ中に発生する微小な圧力波を良く捉えることができ,最適化による風洞測定部の圧力波のわずかな変化を確認することができた.このような可視化手法が微小な圧力波を評価する上で有効な手法であることが判明した.