著者
飯塚 洸二郎 米田 武 関 喜史
出版者
人工知能学会
雑誌
2019年度 人工知能学会全国大会(第33回)
巻号頁・発行日
2019-04-08

本論文では,パーソナライズを行うアルゴリズムのオンライン評価を行う手法について述べる.特に,マルチリービ ングを実際のニュースアプリケーションにおいてリアルタイムに行う際の課題・解決法を示し,大規模な数値実験を行った.従来の A/B テストに比べ,マルチリービングは非常に少ないサンプルサイズでパーソナライズアルゴリズムの性能が評価できた.また,Optimized Multileaving (OM) と Team Draft Multileaving (TDM) は同程度の効率性があり, TDM はより安定性があることが実験より明らかになった.
著者
大知 正直 関 喜史 川上 登福 小野木 大二 野村 眞平 吉永 恵一 松尾 豊
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.27, 2013

近年,ユーザはウェブ上の情報を重視して購買するようになっている.Eコマース関連企業はユーザの購買意思決定のプロセスをウェブ上に蓄積された行動履歴から分析している.これまでの分析は多くのユーザが同一商品を購入できる商材を対象にしてきたが,本稿では,住宅販売市場を対象とする. 住宅は全て別々の商品であり,多くのユーザは一度しか購入しない.本研究ではこうした商材に対するユーザ行動の特性を明らかにする.
著者
関 喜史 福島 良典 吉田 宏司 松尾 豊
出版者
一般社団法人 言語処理学会
雑誌
自然言語処理 (ISSN:13407619)
巻号頁・発行日
vol.24, no.1, pp.95-115, 2017-02-15 (Released:2017-05-15)
参考文献数
17

推薦システムのユーザ体験を高めるために重要な指標の 1 つが多様性 (Diversity) である.多様性は推薦システムが提示するリスト内には様々なコンテンツが含まれるべきという考え方であり,過去の研究では多様性が含まれるリストの方がユーザに好まれるとされている.しかし実際のサービス上で推薦システムを検証したという報告は少なく,サービス上で多様性がユーザにどのような影響を与えるのかは明らかになっていない.本研究では実際にサービスとして提供されているウェブページ推薦システムを分析し,その推薦システムに多様性を導入して比較を行った事例について報告する.まず多様性が導入されていない推薦システムのユーザ行動を分析し,結果としてリストの中位以降に表示するウェブページに課題があることを明らかにした.その上で多様性を導入し,多様性のない既存システムとサービス上でのユーザ行動を比較した.結果として継続率やサービス利用日数が有意に改善していることを示し,従来研究で示されていた多様性を含む推薦リストの方がユーザに好まれるということを実サービス上で示した.そして利用日数が増えるに従ってリスト全体のクリック数が改善していくこと,特にリスト下部のクリック率が多様性のない手法では下がっていくのに対して,多様性のある手法では向上していくことを示した.
著者
関 喜史
出版者
人工知能学会
雑誌
2018年度人工知能学会全国大会(第32回)
巻号頁・発行日
2018-04-12

近年,日本では若年層の政治的関心の低さが問題になっている.しかしアンケートを用いたような調査は存在するものの,若年層の政治的関心がどのように他の世代と異なるのかについて,実際の行動に基づいた調査はほとんど行われていない.本研究では情報キュレーションサービスであるグノシーにおけるユーザ行動履歴を用いて,政治に関するニュース記事の閲覧傾向が世代によってどのように異なるのかを分析する.
著者
関 喜史 松尾 豊
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.29, 2015

SNSの登場によってウェブ上のコンテンツはアクセスされるだけでなく共有される様になった.最近ではSNSに共有されることを狙ったバイラルメディアとよばれるウェブメディアも登場し,その重要性はさらに高まっている.本研究ではニュースアプリのユーザ行動を分析することにより,ユーザがどのようにコンテンツを消費し共有するに至っているのかを明らかにすることを目指す.
著者
関 喜史 松尾 豊
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.25, 2011

論文の評価指標として論文被引用数は重要である。以前から書誌計量学の分野では書誌情報と論文被引用数の相関を求める研究が数多く行われているが将来的な予測にまでは踏み込んでいない。本研究では論文の書誌情報に加えて論文の引用情報から特徴量を生成し、その論文が将来獲得する被引用数の予測を試み、論文被引用数の予測システムの可能性について考察する。
著者
関 喜史
雑誌
人工知能
巻号頁・発行日
vol.36, no.2, 2021-03-01
著者
関 喜史 森 純一郎
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.27, 2013

論文集合から引用ネットワークを構築し分析、可視化する試みはサイエンスマップとよばれ近年その重要性が高まってきている. 可視化・分析手法についてはさまざまな試みがあるが、その論文集合をどのように獲得するかはここまで議論されておらず、既存の手法では極めて新しい学術分野に対応することは困難である. そこで本研究ではウェブを活用し論文集合を獲得するためのクエリ拡張手法について提案する.
著者
関 喜史 福田 一郎 松尾 豊
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.26, 2012

SNSなどのWebサービスにおいて、ユーザ同士の交流を活性化させるためにユーザ推薦機能がある。 過去提案されてきた手法は既存の友人関係ネットワーク全体を利用するものがほとんどだが、本研究では多くのSNSに存在するコミュニティ機能のネットワーク構造を利用し、関係の属性を生かしたユーザ推薦手法を提案する。
著者
北田 俊輔 彌冨 仁 関 喜史
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第34回 (2020)
巻号頁・発行日
pp.1H3OS12a02, 2020 (Released:2020-06-19)

本研究では,広告クリエイティブの停止予測に対して生存時間予測を利用した枠組みを提案する.広告クリエイティブの停止は配信効果の高いクリエイティブを選択するために重要なプロセスであるが支援する研究は未だ少ない.そこで深層学習を元にした広告クリエイティブを構成するさまざまな特徴量を考慮した生存時間予測の枠組みを提案する.この枠組みは ``売上を元にした損失項の導入'' と,``長期と短期をそれぞれを分割する2期間推定法の導入'' という2つの大変効果の高い技術から構成される.提案する枠組みは株式会社Gunosyから提供された1,000,000件の実世界における広告クリエイティブデータセットを用いて評価した.提案するマルチモーダルなDNNを元にした枠組みは従来手法よりも高い予測精度を実現した.2期間推定法では短期モデルおよび長期モデル共に20pt程度の大幅な予測精度の改善を確認した.売上を元にした損失項を導入することで,さらに3pt程度の予測精度の向上を確認した.
著者
関 喜史 福島 良典 吉田 宏司 松尾 豊
出版者
一般社団法人 言語処理学会
雑誌
自然言語処理 (ISSN:13407619)
巻号頁・発行日
vol.24, no.1, pp.95-115, 2017

<p>推薦システムのユーザ体験を高めるために重要な指標の 1 つが多様性 (Diversity) である.多様性は推薦システムが提示するリスト内には様々なコンテンツが含まれるべきという考え方であり,過去の研究では多様性が含まれるリストの方がユーザに好まれるとされている.しかし実際のサービス上で推薦システムを検証したという報告は少なく,サービス上で多様性がユーザにどのような影響を与えるのかは明らかになっていない.本研究では実際にサービスとして提供されているウェブページ推薦システムを分析し,その推薦システムに多様性を導入して比較を行った事例について報告する.まず多様性が導入されていない推薦システムのユーザ行動を分析し,結果としてリストの中位以降に表示するウェブページに課題があることを明らかにした.その上で多様性を導入し,多様性のない既存システムとサービス上でのユーザ行動を比較した.結果として継続率やサービス利用日数が有意に改善していることを示し,従来研究で示されていた多様性を含む推薦リストの方がユーザに好まれるということを実サービス上で示した.そして利用日数が増えるに従ってリスト全体のクリック数が改善していくこと,特にリスト下部のクリック率が多様性のない手法では下がっていくのに対して,多様性のある手法では向上していくことを示した.</p>
著者
関 喜史
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
JSAI大会論文集
巻号頁・発行日
vol.2018, pp.3O2OS1b04, 2018

<p>近年,日本では若年層の政治的関心の低さが問題になっている. しかしアンケートを用いたような調査は存在するものの, 若年層の政治的関心がどのように他の世代と異なるのかについて, 実際の行動に基づいた調査はほとんど行われていない. 本研究では情報キュレーションサービスであるグノシーにおけるユーザ行動履歴を用いて, 政治に関するニュース記事の閲覧傾向が世代によってどのように異なるのかを分析する.</p>