著者
美作 宗太郎
出版者
秋田大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2009

陳旧打撲傷を肉眼的に証明することは難しい.そこで,紫外光を利用して陳旧打撲傷を診断する方法を試みた.結果として,390nm付近の波長の紫外光が陳旧打撲傷の可視化に適切であることが判明した.また,測色学的検討によって,打撲傷の色調のうち黄色の成分が紫外光により明瞭になることが判明した.紫外線撮影法については,更なる検討が必要である.