- 著者
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蒲生 英博
- 出版者
- 情報科学技術協会
- 雑誌
- 情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
- 巻号頁・発行日
- vol.65, no.8, pp.355-359, 2015
大学図書館が,学内で発行している紀要のオープンアクセス化を行い,研究情報の発信を支援することは,大学図書館による研究支援として,重要な活動と考えられている。本稿では,筆者が編集を担当しているNagoya Journa1 of Medical Scienceを例にして,2010年にオープンアクセス化を行い,2013年に最初のインパクトファクターを取得するまでの経緯を述べる。またその後,XML化を行いPMCに登録することで,医学系の重要なデータベースであるPubMedにフルテキストがリンクされて利用できるようになったことと,Nagoya Journal of Medical Scienceの現状と課題を述べる。