著者
蒲生 英博
出版者
情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.65, no.8, pp.355-359, 2015

大学図書館が,学内で発行している紀要のオープンアクセス化を行い,研究情報の発信を支援することは,大学図書館による研究支援として,重要な活動と考えられている。本稿では,筆者が編集を担当しているNagoya Journa1 of Medical Scienceを例にして,2010年にオープンアクセス化を行い,2013年に最初のインパクトファクターを取得するまでの経緯を述べる。またその後,XML化を行いPMCに登録することで,医学系の重要なデータベースであるPubMedにフルテキストがリンクされて利用できるようになったことと,Nagoya Journal of Medical Scienceの現状と課題を述べる。
著者
蒲生 英博 瀬戸 有希子 杉浦 未布子 寄本 真里 阿部 由貴
出版者
国公私立大学図書館協力委員会
雑誌
大学図書館研究 (ISSN:03860507)
巻号頁・発行日
vol.116, pp.2071, 2020-11-30 (Released:2020-12-01)

高大連携とは,高等学校と大学がそれぞれの教育資源を活用し,連携協力して行う教育活動である。本稿では,「あいちの学校連携ネット」における高大連携の取組を紹介し,高大連携と高大接続の概要と背景,高等学校の推進状況を概観する。次に,名古屋経済大学及び図書館による高大連携の取組を具体的に紹介し,国内の大学図書館における多様な事例を整理して報告する。さらに,高大連携の課題を示し,情報リテラシー教育などの大学図書館の学習支援活動が高大連携においても機能するのかという観点から,大学図書館の役割を考察する。
著者
蒲生 英博
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.65, no.8, pp.355-359, 2015-08-01 (Released:2017-04-13)

大学図書館が,学内で発行している紀要のオープンアクセス化を行い,研究情報の発信を支援することは,大学図書館による研究支援として,重要な活動と考えられている。本稿では,筆者が編集を担当しているNagoya Journa1 of Medical Scienceを例にして,2010年にオープンアクセス化を行い,2013年に最初のインパクトファクターを取得するまでの経緯を述べる。またその後,XML化を行いPMCに登録することで,医学系の重要なデータベースであるPubMedにフルテキストがリンクされて利用できるようになったことと,Nagoya Journal of Medical Scienceの現状と課題を述べる。
著者
蒲生 英博 GAMOH Hidehiro
出版者
日本医学図書館協会
雑誌
医学図書館 (ISSN:04452429)
巻号頁・発行日
vol.63, no.1, pp.27-34, 2016-03-20 (Released:2016-07-19)

特集 医学図書館員にとっての医学史資料
著者
蒲生 英博
出版者
名古屋大学
雑誌
奨励研究
巻号頁・発行日
2011

1.研究目的本研究は、単独のMLA(Museum,Library,Archives)が内部に異種のMLA機能を持つ場合の相互の連携について調査し、得られた知見を元にして、名古屋大学附属図書館医学部分館(Library)内にある医学部史料室(Museum)を実践の場として、検証することを目的としている。2.研究方法最初に、MLA連携の全体像を整理するため、図書、雑誌等による文献調査とインターネットによる調査を行った。また、国内の単独館におけるMLA的機能の連携の事例調査を現地調査も含めて行った。次に、この調査結果をまとめ、適度な類型化を行い、実践方針を決定した。さらに、この実践方針に基づき、医学部史料室内の独自に電子化した史料と、附属図書館医学部分館の所蔵資料とをインターネットにより融合させ、単独館におけるMLA的機能の連携に取り組んだ。実践効果の検証は、広報用資料による利用調査と、インターネットによる利用分析を行った。3.研究成果実践の成果は、「近代医学の黎明デジタルアーカイブ」としてインターネットにより公開している。単独館においては、Museum機能を最大限活かすため、機関リポジトリも含めたLibrary機能と連携したインターネットの利用が現時点では最適と考えられる。なお、実践の過程や公開後において、医学部史料室の所蔵史料やデジタルアーカイブが、学内・学外の類縁のMLAでも活用された。
著者
蒲生 英博 Gamoh Hidehiro
出版者
日本図書館協会
雑誌
現代の図書館 (ISSN:00166332)
巻号頁・発行日
vol.45, no.2, pp.99-105, 2007-06 (Released:2009-07-15)
著者
蒲生 英博 Gamoh Hidehiro
出版者
名古屋大学附属図書館研究開発室
雑誌
名古屋大学附属図書館研究年報 (ISSN:1348687X)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.31-40, 2003-03-31 (Released:2006-02-16)

ミッション・ステートメントとは何であるかを明らかにし、国内外の大学図書館が公表しているミッション・ステートメントの調査により、大学図書館がミッション・ステートメントを策定する場合の考え方と書き方を考察する。 = First, I make clear what a Mission Statement is. Secondly, by studying Mission Statements which domestic and foreign university libraries have released, I review how to write a Mission Statement when a university library makes it.