著者
遠藤 義幸
出版者
社団法人 日本写真測量学会
雑誌
写真測量 (ISSN:05494451)
巻号頁・発行日
vol.8, no.3, pp.161-161, 1969-10-25 (Released:2010-03-19)
著者
芦田 優子 斉藤 義幸 川戸 章嗣 今安 聰
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
日本農芸化学会誌 (ISSN:00021407)
巻号頁・発行日
vol.66, no.8, pp.1233-1240, 1992-08-01 (Released:2008-11-21)
参考文献数
16
被引用文献数
2 3

(1) 米糠由来の食物繊維(RF)の物理化学的性質について検討したところ,他の穀類から抽出した食物繊維と比較して,吸水性,膨潤性,有機リン系農薬吸着能に優れていた. (2) RFは,鉄やカルシウムを多く吸着することができるが,解離定数が大きいために吸着した鉄やカルシウムを放しやすい性質を持っている. (3) 吸着させた鉄は,通常の調理条件では溶出しないが,胃の中を想定した強酸状態ではすべて遊離する.しかし中性状態になると再び吸着されるが,リン酸緩衝液(pH6.8)で50倍希釈すると吸着鉄の60%が遊離した. (4) RFに鉄やカルシウムを吸着させても,吸水性,膨潤性,有機リン系農薬吸着能はほとんど変わらなかった.
著者
川口 湊 加藤 義幸
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第40回, no.データ処理, pp.628-629, 1990-03-14

TEXや、PostScriptの出力処理を高速に行うための高解像度のレーザービーム・プリンタ・システム(LBPS)とそのファームウェア、およびドライバを開発した。文書の作成や編集のためにTEXや、日本語を処理できるTEXシステムであるNTT版JTEXおよびアスキー版日本語TEXを利用する機会が増えてきた。これらのシステムは最近Cバージョン化されて高速の処理が可能になってきた。それにひきかえ、最終出力である紙への出力処理には相変わらず時間がかかり、苦痛を強いられるという場合が少なくない。そこでインテリジェントなLBPSとデバイス・ドライバを開発し、その間でフォントのキャッシングを行うことにより高速で効率のよい出力を実現した。TEXが生成するdviファイルに記録されているフォントを全てキャッシングする。そして、キャッシングされたフォント・データをLBPS内部に保存する。したがって、出力の回数を重ねるほどヒット率が高くなるという特徴がある。また、TEXの出力だけでなくPostScriptを使って作成した図を出力したいとか、TEXの出力にPostScriptの図を挿入したいというときがしばしばある。そういった要求に応えるために、GhostScript(Free Software Fundation, Inc.から配布されているGNU版PostScript)をファームウェア化してPostScriptの高速の出力も可能にした。これらの処理を行うために開発したLBPSのハードウェアの主な仕様を表1に示す。
著者
今安 聰 打越 文雄 斉藤 義幸 山下 正朋 杉並 孝二
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
日本農芸化学会誌 (ISSN:00021407)
巻号頁・発行日
vol.60, no.3, pp.213-218, 1986 (Released:2009-02-18)
参考文献数
11

(1) 粉砕白米を用いて行う製麹では,引き込み時の水分を粒状の場合より少し高目の35~36%ぐらいにする必要がある. (2) 粉砕白米で作った麹は酵素力価が高くなり,麹歩合をその分だけ少なくすることができる. (3) 生の白米の場合でも粒状麹に比較して粉砕状麹のほうが菌体量ならびに各酵素力価ともに高い数値を示した. (4) 粉砕白米を用いて行う製麹では,麹の菌体量,各酵素活性の米の品種間における差がなくなるので,硬い米でも良質の麹が作りえた. (5) 粉砕状麹は粒状麹に比較して膠中でよく溶けた. (6) 麹を粉砕白米で作ることにより,粕歩合が約4%低くなり,さらに掛米,麹とも粉砕状にし,膠初期の汲水歩合等を勘案して醗酵させれば,粕歩合が約10%低くなって酒化率も43l/t前後向上するということがわかった.
著者
栗山 一秀 芦田 晋三 斉藤 義幸 秦 洋二 杉並 孝二 今安 聰
出版者
日本生物工学会
雑誌
醗酵工学会誌 (ISSN:03856151)
巻号頁・発行日
vol.64, no.3, pp.p175-180, 1986-05
被引用文献数
1

It has been believed that in sake ethyl caproate is one of the main component of ginjo-flavour. There have been no reports about the synthesis and hydrolysis of ethyl caproate. We have studied the activity of sake yeast in the synthesis and hydrolysis of ethyl caproate. The results obtained are as follows : 1) The esterase of Saccharomyces cerevisiae on ethyl caproate synthesis was separated into three fractions (S-I, II, III) by Sepharose 6B gel filtration. 2) The esterase fraction of ethyl caproate synthesis (S-II, III) did not hydrolyze p-nitrophenyl acetatte, so it was impossible to examine the esterase activity by this method. The esterase activity of ethyl caproate synthesis and hydrolysis must be measured by gas chromatography.3) The optimum pH of the esterase of ethyl caproate synthesis was 5.0,and that of ethyl caproate hydrolysis was 10.0. 4) The optimum pH of alcohol acyltransferase was 8.0. 5) There were differences in the localization of esterase and alcohol acyltransferase in the cells. Therefore, there are two pathways to the formation of ethyl caproate through esterase and through alcohol acyltransferase.6) The esterase fraction S-II was stabilized by ammonium sulfate.
著者
藤 義幸
出版者
私学経営研究会
雑誌
私学経営
巻号頁・発行日
no.445, pp.15-22, 2012-03