著者
福島 良紀 西村 悟史 福田 賢一郎 西村 拓一 來村 徳信
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第32回全国大会(2018)
巻号頁・発行日
pp.2H103, 2018 (Released:2018-07-30)

本プロジェクトでは、介護施設における介護士の知識共有のためのソフトウェアシステムの開発を目指している。 このシステムにおいて、介護行為知識の一般的な記述のための統制語彙を提供するために、我々は介護オントロジーを構築している。 このオントロジーは主に対象物の状態変化によって、介護行為を定義する。 本論文では、介護オントロジーの構造に加えて、語彙の階層構造の生成を含む知識共有システムにおけるオントロジーの使用法についても述べる。
著者
飯野 なみ 西村 悟史 西村 拓一 鈴木 美緒 福田 賢一郎 武田 英明 Nami Iino Satoshi Nishimura Takuichi Nishimura Mio Suzuki Ken Fukuda Hideaki Takeda
雑誌
人工知能学会研究会資料
巻号頁・発行日
vol.45, no.5, pp.1-4, 2018-08-03

This paper describes graphic representation of the process of action based on guitar rendition ontology. We have systematized the knowledge of classical guitar for learning and teaching support, and developed guitar rendition ontology. The ontology defines action process of each rendition by using several properties. However, it is difficult to understand intuitively for players because the ontology presents specific description form. Therefore, in this study, we extracted the knowledge relevant to action from guitar rendition ontology and described action processes by graphical representation.
著者
飯野 なみ 西村 悟史 西村 拓一 福田 賢一郎 武田 英明
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第32回全国大会(2018)
巻号頁・発行日
pp.2K3NFC3a02, 2018 (Released:2018-07-30)

音楽分野において,演奏家や指導者が持つ知識は重要な資産であり,それらを正しく記述し提供することで学習や指導を支援できる.中でも,クラシックギターは演奏に関する知識や学習プロセスの標準化がなされておらず,演奏者ごとの技能の差が大きい.指導現場においては,指導者間の知識共有がなされず,基礎的な技術でさえ共通の教授法が確立されていない.そこで本研究では,指導者間の知識共有・獲得を目的としてクラシックギターの奏法オントロジーを構築する.先行研究で取り組んだ目的指向知識を一次情報として,オントロジーに基づいた構造化を行う.そして構築したオントロジーに対するヒアリング調査から,知識共有・獲得の有用性と,指導現場への応用に向けた今後の展望について述べる.
著者
西村 悟史 大谷 博 畠山 直人 長谷部 希恵子 福田 賢一郎 來村 徳信 溝口 理一郎 西村 拓一
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会論文誌 (ISSN:13460714)
巻号頁・発行日
vol.32, no.4, pp.C-G95_1-15, 2017-07-01 (Released:2017-07-03)
参考文献数
17
被引用文献数
4

The amount of costs for long-term care is increasing because of aging society. It is important to improve quality of care process. We focus on sharing the knowledge of care process in care facility to achieve the goal. There are some issues to share the knowledge. (1) The knowledge is implicit on the care workers. (2) It is difficult to unite the knowledge as world standard because of its variety. We proposed the methodology of "knowledge explication" to overcome these issues. The methodology is (1) to explicate the knowledge of care process by employees in care facility. (2) It is performed on each care facility so they can explicate the facility-specific knowledge of care process. We applied the methodology to two care facilities and evaluate it. The explicated knowledge is 1.8 times more than the knowledge from textbook. We also confirmed the efficiency of the methodology by questionnaire to the participants.

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著者
笹嶋 宗彦 西村 悟史 來村 徳信 高岡 良行 溝口 理一郎
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.27, 2013

様々な組織の業務マニュアルや,工作機械に添付される分厚い説明書には,行動規範や操作方法だけでなく,想定リスクなど有用な知識や無形のノウハウが蓄積されているが,非常に読みにくく,十分活用されていない.こうしたマニュアルを構造化することで,新人教育,機械の設置や保守,営業活動,クレーム収集など,様々な用途向けの知識を抽出し活用することが可能となる.実際の病院や工作機械メーカーとの実践を交えて紹介する.