著者
遠藤 健治
出版者
日経BP社
雑誌
D&M日経メカニカル (ISSN:13486314)
巻号頁・発行日
no.591, pp.114-117, 2003-12

中国の企業は売り込みに熱心だ。問題なのは,そのために事実をねじ曲げてしまうケースがあること。名刺交換しただけの日本企業から技術指導を受けていることにしてしまったり,一緒に写真を撮っただけなのに技術提携していることになったり…。ところが,これほど売り込みには熱心なのに,おカネを払った途端に態度が豹変,アフターサービスを頼んでも知らん顔ということも。
著者
遠藤 健治
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.676, pp.108-111, 2011-01

えんどう・けんじ:日本と中国を含めたアジアのものづくりに詳しい技術者で、海外進出コンサルタント。京セラ入社後、開発部、生産技術部、品質保証部に勤務。中国工場における製造業務指導が評価され、同社を退社して精密機器メーカーの中国工場にて製造部長や品質部長を務める。現在、業務用機器メーカーの技術者として日本と中国を股に掛けて活躍中。
著者
遠藤 健治
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.606, pp.57-60, 2005-03

思い切ったコスト削減を目指し,日本メーカーの多くが競うかのように中国現地での部品調達に奔走している。だが,リスクもある。あるメーカーでは商社を介して購入した電装部品で火を噴くトラブルが発生。
著者
遠藤 健治
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.624, pp.74-77, 2006-09

中国から調達する部品の中でも,消耗品の品質は特に注意が必要となる。中国市場の顧客が安さばかりを重視して品質を二の次にしがちで,販売店もそれに倣う。中国現地工場で発生した「爆発する電球」がそのことを雄弁に語る。(本誌)遠藤 健治 海外進出コンサルタント 製品に使われる部品の中には,消耗品と呼ばれるものがあります。
著者
遠藤 健治
出版者
日経BP社
雑誌
D&M日経メカニカル (ISSN:13486314)
巻号頁・発行日
no.593, pp.128-131, 2004-02

日本企業の冠がついた中国の現地企業に日本企業の社員は安心感を覚える。その親会社である日本企業と同等の高い信頼性を期待できると思うからだ。ところが,そうした思い込みが間違いのもと。多くの日系企業は現地採用の従業員を抱え,商習慣もその国のままだ。
著者
遠藤 健治
出版者
日経BP社
雑誌
D&M日経メカニカル (ISSN:13486314)
巻号頁・発行日
no.587, pp.117-120, 2003-08

中国の常識は日本の非常識。この言葉がピッタリなのが,中国の商習慣だ。「本物だよ」と言われて買ったテレビはニセモノ。それに文句を言うと,開き直って本物との差額を要求される。売り手がそうなら,買い手も負けてない。自社工場で不良が出れば,すべて部品メーカーのせいにする。時間稼ぎに逃げ回り,揚げ句の果てに代金を踏み倒す。
著者
遠藤 健治
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.641, pp.201-204, 2008-02

「実はコスト削減を狙って,ある設備の生産を日本から中国に移管することになりました。これに合わせて,この設備を構成する機械部品や電装品も日本製から中国製に切り替えようと考えています」「中国シフトですか。まあ,それも時流ですかねえ」「ええ。そこで懸命に努力したのですが,どうしても解決できない問題があります。
著者
遠藤 健治
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.712, pp.140-143, 2014-01

図1は、自動車に使う照明用LEDモジュールです。高輝度の白色LED素子を複数配置し、光が周囲に拡散するようにしてあります。ヘッドライトやポジションランプ(スモールランプ)、ルームランプ、ブレーキランプなどの光源に使えるように、ありとあらゆる形状の…