- 著者
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野村 英登
- 雑誌
- 情報処理学会研究報告人文科学とコンピュータ(CH)
- 巻号頁・発行日
- vol.2005, no.76(2005-CH-067), pp.63-68, 2005-07-29
電子出版でもっとも成功しているのが電子辞書であると言われているが、IC電子辞書、CD-ROM、オンラインなどのどの媒体でも、漢和辞典などの中国古典の研究では必須のコンテンツが必ずしも十分でない。他方、XMLを利用した電子出版のフォーマットが世に出はじめ、汎用性のあるデータ作成が可能な状況が実現しつつあるので、専門性の高い多漢字電子辞書コンテンツ作成を研究者が関わって行う可能性が見えてきたように思われる。