著者
一條 佑介 小林 光 野﨑 淳夫 成田 泰章 吉野 博
出版者
一般社団法人 日本建築学会
雑誌
日本建築学会技術報告集 (ISSN:13419463)
巻号頁・発行日
vol.25, no.60, pp.777-781, 2019-06-20 (Released:2019-06-20)
参考文献数
11
被引用文献数
1 2

This study explored the changes of space radiation dose rate both indoor and outdoor associated with a decontamination operation for a wooden house in a low dose area. As a result, the maximum space radiation dose rate measured at 1 m height from the floor inside the house before the decontamination operation was 0.19 µSv/h. The maximum space radiation dose rate after the decontamination operation was 0.12µSv/h. Furthermore, the results of a comparison of the space radiation dose rate between pre- and post-decontamination operation indicate a decrease in the rate at most measurement points, and the average reduction rate of the space radiation dose rate in the post-decontamination operation condition was around 20%.
著者
野﨑 淳夫 成田 泰章 一條 佑介
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成30年度大会(名古屋)学術講演論文集 第7巻 空気質 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.85-88, 2018 (Released:2019-10-30)
被引用文献数
1

本研究では、従来の紙巻きタバコと非燃焼加熱式タバコの主流煙、副流煙及び呼出煙中の微粒子について、実験的に明らかにした。 主流煙について、個数濃度で比較すると、タバコ(J)に比べて電子タバコ(P)は275 %、電子タバコ(B)では288 %となっており、非燃焼加熱式タバコの排出量が多い。重量濃度で比較すると、タバコ(J)に比べて電子タバコ(P)は18.5 %、電子タバコ(B)では66.8 %となっており、非燃焼加熱式タバコの排出量が少ない。
著者
上野 真祐子 野﨑 淳夫 二科 妃里 一條 佑介 成田 泰章
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成25年度大会(長野)学術講演論文集 第7巻 空気質 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.73-76, 2013 (Released:2017-11-18)

開放型燃焼器具は熱と共に排ガスを室内にもたらすため、燃焼過程において多種多様な汚染物質を室内に放散する。そのため、在来よりその危険性に鑑み、数多くの研究が成されてきた。本研究では、広く使用されている最近の開放型燃焼器具の汚染物質発生量を定量的に明らかにすることを目的とした。今回の実験では器具のVOCs発生量とアルデヒド類発生量は定常燃焼時に比較して、点火時と消火時に増大するという知見を得られた。また、器具非使用時にもある種のVOCやアルデヒドが発生しており、各物質の器具発生量を明らかにした。