著者
阿草 哲郎
出版者
熊本県立大学
雑誌
若手研究(A)
巻号頁・発行日
2016-04-01

本研究の結果、以下のことが明らかとなった。①本研究の実験条件(ヒ素濃度100μg/L、6ヶ月の飲水曝露)において、マウスではヒ素-代謝-毒性の関係を明確にすることができなかった。②ミャンマーの地下水から高濃度のヒ素ならびマンガン、ウランが検出され、これら元素による複合汚染とヒトへの影響が危惧された。③フィリピン人・ミャンマー人のヒ素代謝酵素AS3MT遺伝子多型をみたところ、ヒ素代謝能力の高いタイプが多いことが明らかとなった。
著者
加 三千宣 武岡 英隆 阿草 哲郎 武岡 英隆 阿草 哲郎
出版者
愛媛大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

大洋スケールの魚類バイオマス変動の謎を解き、有用魚類資源の長期動態と将来予測にとって極めて重要となると考えられる、別府湾堆積物中のカタクチイワシ及びマイワシの魚鱗アバンダンスの過去1500年間における変動記録を明らかにした。また、その魚類資源変動を引き起こす低次生産及び海洋構造の動態を調べた。