著者
高瀬 柔郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IN, 情報ネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.69, pp.19-24, 2000-05-12
被引用文献数
10

近隣コミュニティにおけるボランティア活動をサポートするために, 既存のネットワークとの使い分けを前提とし, 使用料を必要としない超分散網の構築について考察する.この網は, 近隣コミュニティに潜在するネットワーク・リソースを活用する.そのリソースとして, 各家庭のパソコン, 大気, 壁, 上下水道の配管, および配電線などを想定する.それらを活用するために必要となる基本的な課題を提示する.
著者
高瀬 柔郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. B, 通信 (ISSN:13444697)
巻号頁・発行日
vol.88, no.8, pp.1393-1401, 2005-08-01

高齢社会で必要となる様々なソーシャルサービスを積極的に支援するために, ルータや管理サーバ等の設備投資を行わず, 地域の家庭や事業所及び公的機関等をノードとし, 各ノードの通信端末同士を直接連結することにより, 課金を必要としないオープンな近隣網が提案されている. 近隣網ではフラッディングが重要な役割を果たすが, MANETと異なり, 各ノードの通信端末が電源を切断しても網トポロジーは不変に保たれる. フラッディングの損失率が主要部だけで表される条件のもとで, 2ノード間の損失率の基本的な関係を提示する.
著者
高瀬 柔郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.692, pp.261-266, 2003-02-28

今後恒常化する高齢社会の近隣地域のボランティア活動を支援するために近隣網が提案されている.近隣網では,通信を無料化するためにルータ等の管理サーバを設置せず,各家庭のパソコンをノードとし家庭間をリンクで直結する.そのリンクに光ファイバーを使用するとFiber Among the Homes(FATH)が出現し,集合住宅では立体的な分散網が形成される.立体的な分散網の損失率の下限を提示する.
著者
高瀬 柔郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IN, 情報ネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.694, pp.261-266, 2003-02-28

今後恒常化する高齢社会の近隣地域のボランティア活動を支援するために近隣網が提案されている.近隣網では,通信を無料化するためにルータ等の管理サーバを設置せず,各家庭のパソコンをノードとし家庭間をリンクで直結する.そのリンクに光ファイバーを使用するとFiber Among the Homes(FATH)が出現し,集合住宅では立体的な分散網が形成される.立体的な分散網の損失率の下限を提示する.