著者
黒岩 政之 阪井 茉有子
出版者
北里大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2017-04-01

【はじめに】深部静脈血栓症予防としての電気的筋肉刺激(以下EMS)の効果を家庭用簡易式電気的筋肉刺激を用い検討した.【方法】健常ボランティア20人を対象にEMS装着前,装着2分後,装着10分後の膝窩静脈と大腿静脈の最高流速を測定した.【結果】EMS装着10分後で膝窩静脈と大腿静脈の最高流速が有意に増加した(p<0.01).【結論】EMSの装着により最高流速が増加し下肢血流が改善することが分かった.