8 0 0 0 OA 節用集

出版者
[林宗二]
巻号頁・発行日
1500

いろは引き分類辞書。冒頭の語が「伊勢」で始まる伊勢本系節用集の刊本。刊記は無いが古くより饅頭屋林宗二刊行として伝えられ、「饅頭屋本節用集」の名で知られる。林宗二は室町時代後期の奈良の商人で歌学者。家業の饅頭屋の傍ら三条西実隆、清原宣賢ら当時の第一級の学者に和漢の学を学び、連歌師の牡丹花肖柏より古今伝授を受けたという。現存している「饅頭屋本節用集」には首尾の欠けているものが多いといわれるが、本書は摺り、保存状態ともに良い本である。形態は使用の便をはかった小型の横本。「伴氏家印」(伴直方)「榊原家蔵」(榊原芳野)の印記。

言及状況

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室町時代くらいの辞書には、少年の男性器のことを「似指(しじ)」(指に似たもの)と書いていることを脈絡もなく思い出しているところ。 『節用集』 https://t.co/JH6i2aiM2O "舌(シタ)、尻(シリ)、似指(シジ)(少男根)、尿(シト)、肉(シシ)"
国会図書館 饅頭屋本節用集 以来 イライ https://t.co/kW5PrUm4PR コノカタ https://t.co/XjAiJ2y2FO
国会図書館 饅頭屋本節用集 以来 イライ https://t.co/kW5PrUm4PR コノカタ https://t.co/XjAiJ2y2FO
室町時代の『饅頭屋本節用集』の「以来(イライ)」 https://t.co/kW5PrUm4PR
"臀(シリコブラ)" というのも気になるけど。 https://t.co/A8lLCjLbaV 次のページにある"尻膨良(シリブクラ)"というのは、「財」のページにあるし、なんだろうなと思ったら、おしりがひろがった茶器のことを言うっぽい。
『節用集』 https://t.co/EorrpIZwAN "舌(シタ)、尻(シリ)、似指(シジ)(少男根)、尿(シト)、肉(シシ)" 「し」で始まる言葉は、なんかあれだな。
みっけ。右ページ3行目の「草」のところの“蓖麻子(タウゴマ)”。 節用集 - 国立国会図書館デジタルコレクション https://t.co/FhmozIuNn9
そして「ジガバチ」は載っている(右ページ2行目)。 節用集 - 国立国会図書館デジタルコレクション https://t.co/M2I95hXOCv
『節用集』(饅頭屋本)見てみたけど,「サソリ」は載ってないっぽい。 節用集 - 国立国会図書館デジタルコレクション https://t.co/9gmbki5mLM
『節用集』(饅頭屋本)の「比(ヒ)」のところを見ていたら(ヒヨドリを探していた),生き物の名前が並ぶ中に「翡翠(ヒスイ)」があったので,ちょっと気になったってだけなのだが。 節用集 - 国立国会図書館デジタルコレクション https://t.co/oJwrKNXkTD
国立国会図書館は、デジタル化した古典籍資料をウェブで公開しています。言語関係で面白い本としては、メドハーストという宣教師の書いた幕末の英語辞典『英語箋』 http://t.co/xKmuq0UR や、室町時代の国語辞典『節用集』 http://t.co/tvBsiaUK などが。

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