著者
林 衛 加藤 和人 佐倉 統
出版者
裳華房
雑誌
生物の科学 遺伝
巻号頁・発行日
vol.59, no.1, pp.30-34, 2005-01

科学コミュニケーションとは何か,それがいままでの「科学普及」や「科学啓蒙」とどう違うのか,なぜその概念が有効なのか,とくに生命科学でこれを考えることの意味をさぐるのが,本特集のねらいである.科学をいままで以上に深く考え楽しみながら,専門家と非専門家,あるいは一般市民がつながりをもって社会の中に本当に必要な科学を育んでいけるようになるために,いま双方向・多方向の科学コミュニケーションが求められている.そのためには,情報を共有し,交流をしながら,研究者も一般市民も同時に高まっていけるしくみが必要だ.

言及状況

Twitter (5 users, 6 posts, 1 favorites)

@sagechin_MR 10年以上前,そのころの目的意識をまとめたものです。 なぜいま「科学コミュニケーション」なのか? https://t.co/IwHI1w6pTb https://t.co/BQdajge6Qq では,よいお年を。
【リポジトリToRepo】2017年7月の閲覧回数1位は林 衛ほか「なぜいま「科学コミュニケーション」なのか? : 特集にあたって」生物の科学 遺伝,59(1),Page30-34 https://t.co/5bkHAcayzl です。
特集 科学コミュニケーション-生物学と社会の新しい関係づくりhttps://t.co/ewhGcZKWA5 から10年余り。 なにがどう進められたのか。 なぜいま「科学コミュニケーション」なのか? : 特集にあたって https://t.co/sDRAVbeZ3M

収集済み URL リスト