著者
松山 麻珠 池内 淳
雑誌
研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)
巻号頁・発行日
vol.2015-HCI-162, no.2, pp.1-8, 2015-03-06

本稿では,校正を行う場面での読みにおける作業効率の差や校正者が受ける影響を測定するとともに,その要因を考察することを目的として二つの実験を行った.実験 1 では,24 名の被験者に対して,2 種類の問題を用いて実験を行い,校正作業の効率,正解率,主観評価いずれにおいても液晶ディスプレイに比べ,紙の方が優れていた.実験1の結果を踏まえ,その違いとなる具体的な要因を探るため,反射光と透過光の違いに着目した実験を 20 名の被験者を対象として実施した.その結果,誤り発見数・誤回答数・読書時間・主観評価について差は認められなかったものの,誤り発見数の平均値,校正作業の精度と再現率について反射光のほうが優位であった.

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@TOGO_Masanaga ブックマークを調べたらなくて(拙著を書き上げたあとに見つけて悔しかったのに行方不明…)代わりに、2015年に「表示媒体の違いが誤りを探す読みに与える影響」という論文が出ているのを見つけました。 https://t.co/g4hGMW09p5
https://t.co/u6KdRiSa17 pdf 「まず,厳密に反射光と透過光の画面の違いだけを検証す る実験を実施するための方策が必須である.」 それよね

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