著者
寺沢 憲吾
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.60, no.2, pp.154-158, 2019-01-15

本稿では,必ずしも我が国の競馬事情に詳しくない情報系の研究者が,情報処理技術を駆使した競馬予想を用いて馬券で利益を出す試みに踏み出そうとする際に知っておくべき基本事項を解説するとともに,利益を出す手法の開発の可能性について述べる.パリミュチュエル方式におけるオッズ(払戻倍率)はファンの集合知によって定められることと,利益を出す馬券の買い方とは,的中確率最大化ではなく期待値(回収率)最大化を目指すものであること,その際には集合知によるオッズと自ら求めた各馬の勝利確率との乖離を発見することが肝要であることについて解説する.

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簡潔にまとまっていて、めちゃおもろいよ→“ 情報学者が競馬予想に踏み出すときに知っておくべきこと/寺沢 憲吾”

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情報学者が競馬予想に踏み出すときに知っておくべきこと https://t.co/g8VbxszORw
競馬予想AIに興味あって読んでみたけど、とても面白かった。収益を出すのは集合知を上回る精度で勝ち馬を予測して、なおかつ、勝率の割に高いオッズの馬券を買う必要があるんやな https://t.co/gnzHJvS71s
リアル競馬に参戦する人が増えてきたので、以前情報処理学会誌で見つけた競馬予想におけるオッズと集合知に関する記事を紹介しとく。そんなに長くないし面白いからぜひ読んでみてほしい 情報学者が競馬予想に踏み出すときに知っておくべきこと https://t.co/RFHhUJnVP9
> 利益を出す馬券の買い方とは,的中確率最大化ではなく期待値(回収率)最大化を目指すものであること,その際には集合知によるオッズと自ら求めた各馬の勝利確率との乖離を発見することが肝要である https://t.co/Zud4owRq1d
おおー、パドックでの状態から競馬予想!寺沢さんの解説記事で例示されてた研究テーマだね https://t.co/3gpOWMxT17 #funiigrad
今月の情報処理学会誌にこんな記事があった。 情報学者が競馬予想に踏み出すときに知っておくべきこと https://t.co/zXYMUVNtSE
情報処理学会誌最新号(2019年2月号)には未来大同僚の寺沢憲吾さんによる「情報学者が競馬予想に踏み出すときに知っておくべきこと」という解説記事が掲載されています。競馬予想とは、勝ち馬を予想することではなくオッズ(競馬ファンの集合知)の歪を見つけること。 https://t.co/3gpOWMxT17
情報処理学会誌に「情報学者が競馬予想に踏み出すときに知っておくべきこと」っていう、いかにも @tsugarusoft さんな記事が掲載されていた。https://t.co/VHvaf3xf1C
ふだんちゃんと読まない『情報処理』だけど、今回のはハゲタカジャーナルの話 https://t.co/b7t6giz1zn と競馬予測の話 https://t.co/21nqU2plEu が面白かった
今月の「情報処理」にこんな解説記事が。一番重要なポイントは最後のページの「注意点」と「競馬予想を楽しむこととは」ですね。まったく同感。 RT: 情報学者が競馬予想に踏み出すときに知っておくべきこと https://t.co/coUjoZsMkH
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