著者
水谷 令子 久保 さつき 西村 亜希子 Reiko MIZUTANI Satsuki KUBO Akiko NISHIMURA
雑誌
鈴鹿短期大学紀要 = Journal of Suzuka Junior College (ISSN:09158421)
巻号頁・発行日
vol.16, pp.59-64, 1996-01-01

三重県安濃町萩野地区で祭礼の御馳走として作られる「コノシロの腐れずし」は,すしの古い形である「なまなれずし」である。今回その漬け込みを見学するとともに,「すし」に関連ある事項について聞き取り調査をした。「コノシロの腐れずし」は塩漬けしたコノシロを塩出しした後,冷ました白飯を水で洗ってからコノシロの腹に詰めて漬け込む。漬け込み期間は75日間で,出来上がった「すし」は骨や頭までやわらかになっている。前報の音羽の「コノシロずし」とは漬け方や食べ方が異なっていた。

言及状況

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芸濃町萩野地区の祭礼のご馳走として、コノシロのなれ寿司が振る舞われていたそうな。実家の近くだけど全く知らなかったし、とても気になる‼︎ 久しぶりに同級生に連絡してみよう(^^) ※レポートでは安濃町になってるけど、正しくは芸濃町。 https://t.co/ZbZngY8HOx

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