著者
渡辺 康之
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
やどりが (ISSN:0513417X)
巻号頁・発行日
vol.1998, no.174, pp.16-24, 1998-01-25 (Released:2017-08-19)
参考文献数
14

1997年9月26日から10月10日までおよそ2週間の日程でヨーロッパ各地,と言ってもイギリス,フランス,ドイツ,チェコの4カ国を駆け足で回った。そのおり季節外れながら採集地を訪れたり,自然史博物館やバタフライ・ハウス,インセクト・フェアーなどを見てきたので,ここに紹介しておきたい。
著者
長岡 久人
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
やどりが (ISSN:0513417X)
巻号頁・発行日
vol.2004, no.201, pp.77-79, 2004
参考文献数
8

On Aug. 15, 2003, Erebia niphonica was searched on Todoshima I., North Hokkaido of Japan, in order to confirm the presence or absence of this butterfly. In spite of the fine weather, no specimen of E. niphonica was observed, and it is concluded that E. niphonica is not distributed in that island.
著者
川野 雅喜
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
やどりが (ISSN:0513417X)
巻号頁・発行日
no.243, pp.9-11, 2014-12-31
著者
長崎 二三夫
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
やどりが (ISSN:0513417X)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.236, pp.32-35, 2013-04-10 (Released:2017-08-19)
参考文献数
2

Sasakia charonda is single brooded in nature. Very rarely second brood has been recorded under breeding condition in netted environment in extremely hot summer or in times when bright overnight garden light was nearby. In the fall of 2008, two males and four females of second brood emerged from successively breeding materials since 2006. After coupling one pair of these second broods, about 60 eggs were obtained which hatched in late October to early November. These larvae grew steadily but could only reach to second instar by December when natural defoliation of food plant Celtis sinensis began. For diapause to occur, growth to at least fourth instar is required (?). In breeding in the room, potted Celtis boninensis was used, which had renewed foliation under artificial condition in green house. Larvae grew slowly during winter without hibernation. In May, they pupated. Six males and three females emerged in mid May to early June. Sizes of emerged adults were intermediate between first and second brood. They were fertile and numerous additional second broods appeared in the following autumn which might suggest hereditary factor as a cause of second brood emergence.
著者
二町 一成 柊田 誠一郎 鮫島 真一
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
やどりが (ISSN:0513417X)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.236, pp.14-25, 2013-04-10 (Released:2017-08-19)
参考文献数
35

1,ベニモンコノハPhyllodes属のガ6種を図示し,近似種2種P.consobrinusとP.verhuellの裏面斑紋の違いを示した。2,これまで日本で記録されたベニモンコノハPhyllodes consobrinus Westwood, 1848の記録を,雌雄の再同定を含めてまとめた。3,2011年奄美大島で記録されたベニモンコノハの記録14♂7♀(柊田採集),1♀(鮫島採集)の記録をまとめ発表した。4,日本におけるベニモンコノハの土着,非土着・迷ガ説について検討した。
著者
渡辺 康之
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
やどりが (ISSN:0513417X)
巻号頁・発行日
vol.1998, no.174, pp.16-24, 1998
参考文献数
14

1997年9月26日から10月10日までおよそ2週間の日程でヨーロッパ各地,と言ってもイギリス,フランス,ドイツ,チェコの4カ国を駆け足で回った。そのおり季節外れながら採集地を訪れたり,自然史博物館やバタフライ・ハウス,インセクト・フェアーなどを見てきたので,ここに紹介しておきたい。

1 0 0 0 OA 日浦勇氏略歴

出版者
日本鱗翅学会
雑誌
やどりが (ISSN:0513417X)
巻号頁・発行日
vol.1985, no.119-120, pp.36, 1985-03-10 (Released:2017-08-19)
著者
渡辺 康之
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
やどりが (ISSN:0513417X)
巻号頁・発行日
no.238, pp.2-7, 2013-09-25
著者
阿江 茂
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
やどりが (ISSN:0513417X)
巻号頁・発行日
vol.1982, no.107, pp.41-43, 1982
著者
長岡 久人
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
やどりが (ISSN:0513417X)
巻号頁・発行日
no.178, pp.2-18, 1998-10-10
被引用文献数
1

日本のベニヒカゲ(Erebia niphonica)は,本州では標高の高い山岳地帯に生息している一方,北海道では比較的低標高の場所に生息している如く,国内での分布は広い。またその産地もミクロ的視点に立てば,数は限りなく多い。また,各産地毎で若干の斑紋変化があり,斑紋の差等でいろんな亜種名が付けられてもいる。従って,日本のベニヒカゲの産地をことごとく取り上げると,産地の数は,かなりの数にのぼるものと思う。全ての産地を自らの足で廻ることは不可能であろうし,また,日本の全ての産地のベニヒカゲをコレクションしようとしても,これまた,不可能ではなかろうか。ラベル集めという楽しみに入れば迷宮に迷い込んでしまう危険性もある。しかし,ベニヒカゲの世界は,若い女に狂うよりは,大人の「いぶし銀」の世界があるように思う。貴方は若い女を選ぶか,渋い世界で一人人生を楽しむか,どちらを選びますか。さて,以下では,ベニヒカゲについて,最低限コレクションしたり,観察してまわるべき(?)産地を整理してみた。無論,標題も産地も筆者の自己中心的な選定であるので,ピント外れの際はお許し下さい。さて,一生の内,どれ位廻れるでしょうか。深田久弥氏の名著「日本百名山」の山を1年で登破した方がいたが,このベニヒカゲ百名山を,必死で廻れば何年かかるでしょうか。