- 著者
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成瀬 廉二
秋田谷 英次
西村 浩一
白岩 孝行
山口 悟
須澤 啓一
天見 正和
伊藤 陽一
根本 征樹
- 出版者
- 北海道大学低温科学研究所
- 雑誌
- 低温科学 物理篇 資料集 (ISSN:03853683)
- 巻号頁・発行日
- no.55, pp.13-26, 1996
- 被引用文献数
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1996年2月下旬に,北海道内広域の58地点にて積雪調査を行った。測定項目は,積雪深,積雪水量,層位・雪質・粒径,ラム硬度,雪温である。同年冬期は,札幌を中心とした日本海側では記録的な大雪であり,一方北海道東部は平年より少雪であった。全層平均密度と全層平均ラム硬度は,積雪量が多い北海道西部で高い値を,積雪量が少なく「しもざらめ雪」が顕著な東部で低い値を示した。