出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.191, pp.28-31, 2005-09

「診療報酬のマイナス改定や患者負担率のアップなど医院経営を圧迫する政策ばかりで、収支は悪化の一途だ」(59歳、内科)。 「2002年4月に投薬期間の制限が撤廃されたことで、患者の来院頻度が減って1人当たりの単価が減少している」(47歳、内科)。 「近隣に診療所の開業が相次ぎ、競争が激化。そのあおりを受けて患者が大幅に減少した」(56歳、整形外科)。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.174, pp.45-47, 2004-04

まず、小児科関連で注目すべきは、夜間や深夜、休日に6歳未満の乳幼児を診た場合、診療時間内であっても、初・再診料に時間外・深夜・休日加算を算定できる特例が、小児科を標榜する医療機関に限り設けられたことだ。 例えば、診療時間が平日の午前8時〜正午、同午後5時〜午後11時だったとする。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.175, pp.71-74, 2004-05

東京都世田谷区の高級住宅街。その一角に2004年3月22日、有料老人ホーム「アリア等々力」がオープンした。内装はブラウンが基調で、落ち着いた雰囲気を醸し出している。さらに、床や天井、扉などには木材がふんだんに使用されており、温かみと安心感を抱かせる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.196, pp.29-32, 2006-02

「医療費適正化」に向け、先陣を切るのが4月の診療報酬改定だ。改定率は前例のないマイナス3.16%。さらに改定を巡っては、今後も様々な見直しや改革が予定されている。 昨年12月18日、政府・与党は、2006年度の診療報酬を過去最大の3.16%引き下げることを決めた。内訳は本体部分で1.36%、薬価・医療材料部分で1.8%。
著者
服部 英治
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.201, pp.94-96, 2006-07

人件費が増大する要因は様々あるが、中でも無視できないのが残業代(割増賃金)。ただし、無理に抑えようとしても、割増賃金に関しては支給額の算出ルールが法で定められている。残業代を固定化する方法もあるが、運用方法を誤るとトラブルのもとになる。また、ルーズな勤怠管理も、同じく問題の火種となりやすいため注意が必要だ。
著者
森部 章
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.150, pp.130-132, 2002-04

医療機関でも最近は、組織の活性化などを目的に、経営幹部や職員の給与体系を見直す動きが高まっている。中でも役員報酬は、その支給額を損金に算入できるかどうかが税金の支払額に影響するため、注意すべき点が多い。役員報酬の設定や支給額変更時の留意点、役員を兼務する幹部医師への報酬の扱いなどは、ぜひ知っておきたいポイントだ。
著者
森部 章
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.151, pp.108-110, 2002-05

個人経営の医療機関に対する税務調査で、調査官から指摘を受けやすい項目の一つが「青色事業専従者給与」だ。院長夫人や子息に対する給与の支給額が、勤務実態に見合ったものかどうかが厳しく問われることになる。このほか、車両などの資産については、その使用状況もチェックされやすいので、経理処理が適切かどうか、今一度確認してほしい。