出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.201, pp.83-85, 2006-07

JR幕張本郷駅からほど近い住宅街の一角。コンクリート打ち放しの壁に大きな窓が並び、メタルプレートの「W」の文字が光る建物が、通行人の目を引く。昨年12月にオープンした産婦人科医院「Wクリニック フォー マザーズ幕張」は、このスタイリッシュな外観が特徴だ。
著者
佐々木 幸弘
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.159, pp.92-95, 2003-01

当院は1998年3月、埼玉県富士見市で開業した。立地は東京・池袋から東武東上線で約30分の駅前のテナントビルである。オープンして4年半が過ぎたが、様々な工夫を凝らしたことで経営は順調に推移している。今回は、これまで当院が行ってきた皮膚科診療所としての差別化戦略について紹介してみたい。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.154, pp.58-61, 2002-08

静岡市は特別養護老人ホーム「水見色の里」に対して、今年6月下旬に業務改善命令を出した。介護保険法の施行後、特養としては全国初となる。度重なる不正に再三にわたって行政指導が行われたが、一向に改善しようとしなかったのがその理由。今回の件に対して行政は断固たる姿勢で臨む考えで、理事の総退陣に至るのは確実な様相だ。
著者
森部 章
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.186, pp.104-106, 2005-04

消費税法が改正され、医療法人に関しては2005年3月期の決算から新しい制度の適用が開始された。今回の改正は、消費税の課税事業者の範囲拡大など、医療機関にとっても影響が大きなものとなっているため、これまで消費税が免税となっていた病院・診療所も、今後の決算・税務申告は特に要注意だ。適用関係を十分にチェックの上、申告漏れのないようにしたい。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.195, pp.49-53, 2006-01

政府・与党が昨年12月に決定した医療制度改革大綱。議論は官邸主導で進められ、改革メニューには診療報酬のマイナス改定や患者の負担増など医療機関にとって痛みを伴う内容が並んだ。既に4月の診療報酬の改定率はマイナス3.16%と過去最大の下げ幅に確定。他の事項も現在詳細が詰められている。今回の大綱で何がどう変わるのか。
著者
服部 英治
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.196, pp.103-105, 2006-02

1日8時間・1週40時間という労働時間の上限は、ある制度を採用することで柔軟に変更できる。それが、変形労働時間制。例えば、レセプト業務で忙しい月末月初などの労働時間を1日9時間に設定すれば、時間外手当の支出を抑えられる。人を減らさず、無駄を省くための有力な手法の一つだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.182, pp.81-84, 2004-12

横浜市青葉区の東急田園都市線あざみ野駅から徒歩3分のところに、2004年9月13日、有料老人ホーム「グランケアあざみ野」がオープンした。玄関から建物の中に入ると、白いタイル張りの床の上にゆったりとしたソファが置いてあり、高級ホテルのような落ち着いた印象を受ける。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.171, pp.82-85, 2004-01

●看護・介護体制群入院基本料5、療養病棟入院基本料2、療養型介護療養施設サービス費(1) 大分県国東町にあるあおぞら病院は、大分空港から車で10分ほどの距離にある40床の小規模病院だ。2003年9月にオープンした同病院の外観は黄色を基調にした南欧風のデザインで、病院とは思えない佇まいとなっている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.141, pp.84-87, 2001-07

田園都市レディースクリニックは、東京都心から電車で30分ほどの東急田園都市線・青葉台駅近くにあるビル診療所だ。院長の河村寿宏氏は、2000年9月に同クリニックを開業する前は、同じ沿線にある民間病院の産婦人科で主に不妊治療を担当していた。開業後も不妊治療を診療の柱に据えており、患者の約8割は不妊患者だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.187, pp.21-23, 2005-05

今回は犯罪対策について尋ねた。8割超の病院が過去1年以内に何らかの犯罪行為に遭遇。最も多かったのは患者の所持品の盗難で、約半数の病院で起きていた。対策としては、80.6%の病院が「院内には多額の現金を置かない」と回答。重要エリアへの入退室に管理システムを導入している病院も14.5%あった。
著者
森山 満
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.182, pp.38-40, 2004-12

医療事故が訴訟に発展するかどうかは、事故処理の進め方次第で変わってくる。数多くの医療訴訟で医療機関側代理人を務めてきた弁護士の森山満氏に、その留意点を解説してもらった。(編集部) 「患者との話し合いがつかない。何とかしてくれないか」—。医療事故発生後、患者側との交渉がこじれ、事態が悪化して初めて私の事務所に相談を持ちかけてくる医療機関は少なくない。
著者
岸部 宏一
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.154, pp.96-99, 2002-08

国内の診療所数は10万に迫り、それでもなお新規開業ラッシュが続いている。他院との競合は避けられなくなっており、勝ち残るためには、広告戦略がこれまで以上に重要となってきた。 自院の広告については、開業当初は熱心に取り組むものの、開院後しばらくするとなおざりにされているケースが少なくない。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.162, pp.84-88, 2003-04

徳島市の郊外にある医療法人若葉会・近藤内科病院は、内科、消化器科、循環器科、神経内科などを標榜する55床の小規模病院だ。病院の前身は、1983年に開設した19床の有床診療所。87年には40床に増床して病院に転換したが、95年に病院の目の前を通る県道の拡幅工事が計画され、立ち退きを迫られることになった。
著者
森部 章
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.164, pp.110-112, 2003-06

医療法人などに対する税務調査で、調査官が重点的にチェックするのが、飲食やゴルフなどの支出を計上した交際費や会議費だ。プライベートな支出が混在していないことを説明できるよう、"証拠"を残しておくことが欠かせない。また、交際費と会議費の区分の根拠を問われることも多いため、区分に関する内規を作成し、運用を徹底することも必要だ。
著者
飛岡 宏 千田 敏之
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.140, pp.40-42, 2001-06

岡山市医師会は今年、市内の複数の病院とともに診療所開業医の情報化を推進するための事業をスタートさせた。 「電子メール・メーリングリスト」「かかりつけ医紹介システム」「1医療機関、1ホームページ」「電子認証システム」の四つの柱からなる同事業の概要やその目的について、市医師会理事の飛岡宏氏に聞いた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.149, pp.47-50, 2002-03

各地で院内感染による死亡事故が続発し、新聞などで大きく報じられている。中でも医療関係者の注目度が高いのが、死者7人を出した東京都の病院と、死者4人との関連が指摘されている宮城県の診療所の事例だ。これらのケースでは、事故後の医療機関の不適切な対応が原因究明を遅らせるなど、様々な問題点が浮き彫りになっている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.162, pp.3-5, 2003-04

現在の民間医療機関の"治験ブーム"を先取りし、16年前の開業時から取り組んできたのが相生(そうせい)会理事長の浦江明憲氏だ。診療と治験に加え、介護、疾病予防の分野にも進出。丹念な情報収集により時代の先行きを読み、事業を展開してきた浦江氏の経営戦略を紹介する。
著者
服部 英治
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.198, pp.119-121, 2006-04

冬から春にかけての内科や夏の皮膚科など、診療所も繁忙期を迎えるとてんてこ舞いの忙しさになり、職員に休日出勤を強いることも増える。休日出勤などで無理をさせた職員には、代休や特別休暇の付与などその後の十分なフォローが不可欠だ。休日出勤に関する法律上の規定をきちんと理解した上で、適切な対応を心がけたい。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.157, pp.69-72, 2002-11

未収金の回収にはどの医療機関でも手を焼いているが、最近では、ソーシャルワーカーの活用で未収金の発生防止に取り組む例が増えつつある。そうした病院では、ソーシャルワーカーが高額療養費の貸し付けなど支払いに役立つ各種制度の案内を行ったり、利用申請を手助けするなど患者の事情に合わせたサポートに力を入れている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.188, pp.121-123, 2005-06

患者が医療機関に抱く不満の一つに、診療後の会計の待ち時間が長い点が挙げられる。医療法人三喜会・横浜新緑総合病院では2004年4月、外来患者のうち、希望者に医療費の後払いシステムを導入した。患者は診療が済むと、そのまま帰宅。後日、医療費の自己負担額が患者の金融機関の口座から引き落とされる仕組みで、利用者から好評を得ている。