著者
小木曽 智信
雑誌
研究報告 人文科学とコンピュータ(CH)
巻号頁・発行日
vol.2011, no.6, pp.1-4, 2011-10-01

国立国語研究所で計画している 「通時コーパス」 の構築には,様々な時代・文体のテキストに対する形態素解析を実現することが必要となる.本発表ではその基礎となる各種の歴史的資料を対象とした UniDic について報告する.National Institute for Japanese Language and Linguistics is planning to construct the Diachronic Corpus of Japanese. In order to compile the diachronic corpus, it is necessary to implement morphological analysis of various texts in different times and writing styles. In this paper, I report the UniDic dictionaries for various historical Japanese texts.
著者
高松 耕太 嶋津 恵子
雑誌
研究報告 人文科学とコンピュータ(CH)
巻号頁・発行日
vol.2011-CH-89, no.6, pp.1-4, 2011-01-15

我々は,人物を対象とした日本の文化財がデフォルメ手法を利用していることに注目した.デフォルメの程度や傾向をはかることで,それぞれの特徴を工学的に特定することが可能になると考えた.今回我々は,代表的な画像処理技術のひとつであるラベリング処理を応用したデフォルメ度計測手法を提案する.さらにこの方法を利用して,実際にキャラクターのデフォルメ度を計測した実験結果を報告する.
著者
上地宏一
雑誌
研究報告 人文科学とコンピュータ(CH)
巻号頁・発行日
vol.2011-CH-89, no.4, pp.1-5, 2011-01-15

Web上で漢字字形を共有するデータベースを用いてUnicode(ISO/IEC10646)に対応するような大規模漢字集合フォントの制作が主にボランティアの手によって進行している。その進捗状況や制作過程における問題点と将来の可能性について述べる。
著者
小木曽 智信
雑誌
研究報告 人文科学とコンピュータ(CH)
巻号頁・発行日
vol.2011-CH-92, no.6, pp.1-4, 2011-10-01

国立国語研究所で計画している 「通時コーパス」 の構築には,様々な時代・文体のテキストに対する形態素解析を実現することが必要となる.本発表ではその基礎となる各種の歴史的資料を対象とした UniDic について報告する.
著者
岡部 晋典 福島 幸宏 村田 良二 後藤真
出版者
情報処理学会
雑誌
研究報告 人文科学とコンピュータ(CH) (ISSN:18840930)
巻号頁・発行日
vol.2011, no.7, pp.1-3, 2011-01-15

人文科学研究には当然ながらさまざまな資料を必要とする。コンピュータを応用した研究もその例外ではない。この小特集セッションでは、人文科学とコンピュータに関わる研究の基礎となる資料について、それを扱う諸機関の現状と資料の特性を確認すると同時に、人文科学とコンピュータ研究への効果的な活用方法や、これら諸機関ではどのようなデジタル化が望まれているのかを再確認したい。In this special session, we discuss about the research materials becoming basic of "the computer and the humanities study". We discuss the characteristic of the research materials of the museum, library and archives. In addition, We argue the effective usage to the humanities and a computer study. And we consider what we expect design of digitization at the museum, library and archives.