著者
張 江 高塚 威 清水 一功
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成27年度大会(大阪)学術講演論文集 第7巻 空気質 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.41-44, 2015 (Released:2017-11-15)

ニオイセンサを用い、厨房における調理臭の拡散状況の実状調査を実施した。その結果とニオイ拡散のCFD解析結果と比較を行った。各サンプリングポイントにおける解析結果はニオイセンサによる実測結果と一致した。CFD解析では実際の拡散状況を再現し、ニオイをCFD解析によって見える化できる事例を蓄積した。また、ニオイセンサを用いたVAV 制御システムの可能性を確認した。
著者
山口 一 冨岡 一之 竹内 啓五
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成27年度大会(大阪)学術講演論文集 第7巻 空気質 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.85-88, 2015 (Released:2017-11-15)

室内アレルギーの問題が顕著化している。既に我々は、室内アレルギ-の主な原因であるダニの制御を目的に、画像処理技術を応用したダニ活動度を工学的に評価できるシステムを開発し、防ダニ性能を有する建材・薬剤の選定や室内のダニ生息評価について報告した。本報では本システムを改良し、温湿度域や化学物質によるダニへの影響について検討した結果を報告する。
著者
鍵 直樹 柳 宇 東 賢一 金 勲 大澤 元毅
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成27年度大会(大阪)学術講演論文集 第7巻 空気質 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.101-104, 2015 (Released:2017-11-15)

建築物における基準値との適合状況については,全国の情報が毎年公開されている。そこで本研究では,公表された全国の建築物の維持管理に関するデータを用いて,基準値に適合しなかった建物の割合,不適率の最新動向の解析を行うことにより,建築物における環境衛生の実態について把握することを目的とする。以前にも同様の調査を行っているが2),平成23年の東日本大震災以降のデータを加えた。更には,東京都における立ち入り測定のデータを用いた室内空気環境の詳細な解析を行った。
著者
山本 竜大 王 立 加藤 信介
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成27年度大会(大阪)学術講演論文集 第7巻 空気質 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.1-4, 2015 (Released:2017-11-15)

多孔質材料は構造の種類に応じて、吸着の性状が異なるが、内部の拡散係数が大きければ、拡散速度が速くなり、蒸散支配型の挙動を示す。本報告では、チャンバー実験により得られた拡散係数を部品内部に与え、内部からのトルエンの拡散を考慮し、物質伝達率の試験材料表面近傍における放散速度への寄与を検討することを目的とする。
著者
姜 允敬 長野 克則
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成27年度大会(大阪)学術講演論文集 第7巻 空気質 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.113-116, 2015 (Released:2017-11-15)

The microbial contamination in the ventilation system and the indoor air quality were evaluated in the Sapporo underground walkway, Hokkaido. The energy consumption of the underground walkway was investigated for four years from its opening in 2011 until 2014. Airborne microbial contaminations in the underground walkway were measured in the summer and in the winter on weekdays and weekend-days.