著者
楊 暁芃 高村 秀紀 真鍋 空 青山 純也
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成29年度大会(高知)学術講演論文集 第6巻 温熱環境評価 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.261-264, 2017 (Released:2018-10-20)

断熱・気密性能は、断熱・気密部材の経年劣化により初期性能が保たれていないことが想定される。しかし、竣工10年以上経過した高断熱・高気密住宅の現状把握に関する報告事例は少ないため、竣工10年以上の高断熱・高気密の実態を把握する必要がある。本研究では、これまで事例の少ない竣工10年以上の高断熱・高気密住宅において室内温熱環境、換気風量および気密性能を計測し、高断熱・高気密住宅の経年変化による実態把握を目的としている。
著者
岡崎 愛 伊香賀 俊治 平田 潤一郎 西村 三香子
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成29年度大会(高知)学術講演論文集 第6巻 温熱環境評価 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.21-24, 2017 (Released:2018-10-20)

執務者の知的生産性向上は多大な経済効果をもたらし、室内温熱環境は知的生産性に大きな影響を与えると指摘されている。また、床近傍の低温環境が温熱不満や皮膚温低下に繋がることから、床近傍室温が冷えを介して知的生産性に及ぼす影響の検証を目的とし、被験者実験を行った。床近傍の低温環境は、足元の皮膚音低下、不快感を伴う冷えを生じさせ、知的生産性を低下させる可能性が示された。
著者
竹内 悠香 秋山 雄一 井上 莉沙 尾方 壮行 都築 和代 田辺 新一
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成29年度大会(高知)学術講演論文集 第6巻 温熱環境評価 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.153-156, 2017 (Released:2018-10-20)

午前と午後の知的生産性に影響を及ぼす、睡眠の質の評価方法の検討を目的とし、夏季及び中間期に各対象者の自宅寝室にて実測調査を実施した。睡眠環境の実態及び脳波計を用いた睡眠の詳細な評価を行った。午前と午後に生産性評価試験を実施し、睡眠の質が知的生産性に及ぼす影響を検討した。従来の睡眠の質の評価方法を基に、睡眠段階を考慮した睡眠の質の評価方法を検討した。