著者
吉武 道子 Song Weijie
出版者
公益社団法人 日本表面科学会
雑誌
表面科学講演大会講演要旨集 第24回表面科学講演大会
巻号頁・発行日
pp.50, 2004 (Released:2004-11-08)

NiAl(110)およびCu_-_9Al(111)表面に、厚さ1_-_4nmのエピタキシャルアルミナ膜を成長させることに成功した。このアルミナ膜(絶縁体)_-_金属界面においては、絶縁体中のキャリア電子がほとんどないことから、バンドベンディングのような機構が働かず、界面でポテンシャルギャップが生じると予想される。UPS、XPS、ケルビン法を用いて界面のポテンシャル状態を測定した。
著者
土屋 範晃 荻野 俊郎
出版者
公益社団法人 日本表面科学会
雑誌
表面科学講演大会講演要旨集 第24回表面科学講演大会
巻号頁・発行日
pp.42, 2004 (Released:2004-11-08)

アルコールを用いた化学気相成長(CVD)において、成長条件によるカーボンナノチューブの形態の違いを検討した。触媒と成長温度の組み合わせにより、単層ナノチューブ(SWNT)、多層ナノチューブ(MWNT)が選択的に成長し、また、カーボンナノコイルも高密度に成長しているのが観察された。 これにより、アルコールCVDにおいてSWNT、MWNT、ナノコイルの選択的成長が可能になり、カーボンナノチューブの形状制御に成功した。