著者
清水 紀宏 春日 晃章 中野 貴博
出版者
筑波大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2016-04-01

本研究は、家庭の社会経済的条件と子どもの運動・スポーツ習慣、体力・運動能力との関係を明らかにするとともに、そうした体力・スポーツに関わる格差が、子どもたちの学校生活や社会関係に及ぼす悪影響を検討した。主要な結果は次の通りである。1.世帯収入が多く、学校外スポーツに多くの投資をしている家庭の子どもほど、体力・運動能力は高かった。また、家庭の社会経済的条件は、スポーツ機会の格差を通じて、体力格差や意欲格差を生じさせていた。2.体力の高さは、学校満足感や孤独感などの学会生活変数にもつ大きな影響を及ぼしていた。

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これか https://t.co/O6gFaOXnP3
@gong01 成果報告がこれっぽいけど、子供の自己申告の学力で何事かを分析する研究者の言うこと信じて大丈夫ですかね… https://t.co/UbKYt0V9oo

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