著者
武内 ゆかり 森 裕司 菊水 健史
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2005

同一犬種内における気質の個体差の遺伝的背景を探る目的で,日本古来の柴犬と使役犬としても名高いラブラドールレトリバー種(盲導犬候補個体)に着目し,柴犬では飼い主による気質評価アンケートと,ラブラドールレトリバー種では訓練士による訓練評価記録と,主に申請者らが同定した気質関連遺伝子の多型との関係を解析した。その結果,柴犬では,他人に対する攻撃性とsolute carrier family 1, member 2遺伝子の一塩基多型が,ラブラドールレトリバー種では,活動性と同多型およびcatecholamine-O-methyltransferase遺伝子の一塩基多型が有意に関連していることが明らかとなった。

言及状況

Yahoo!知恵袋 (2 users, 2 posts)

長い間番犬として飼育されていたため家族以外の他生物に対する警戒心と言うのが強いのだと思います。東大の研究にこんなのがあります。https://kaken.nii.ac.jp/pdf/2010/seika/jsps/12601/17380167seika.pdfラブラドールと柴犬の比較図もありますので参考に また、オオカミのDNAが強いせいかフードアグレッシブ(食事中に近づくと唸ったり噛む等) ...
知恵袋の人間と東大の研究どっちを信じますか? 東大の研究では柴犬の他人に対する攻撃性が遺伝するって結果がでてるよ http://kaken.nii.ac.jp/d/p/17380167.ja.html

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