著者
谷川 真理 内山 巌雄 野瀬 三佳 東 賢一
出版者
公益財団法人ルイ・パストゥール医学研究センター
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2017-04-01

化学物質過敏症は、その疾患概念や診断指針が明確でなく病態も未解明な部分が多い。自律神経症状やにおいに対する過剰反応などが特徴とされる化学物質過敏症の病態解明のため、本研究では、マルチビーズ法やフローサイトメトリーを用いて免疫機能を多面的に測定し解析する。これまでの我々の研究結果から、アレルギーと異なるある種の免疫不全状態が推定される。本研究では化学物質過敏症有訴者の免疫機能をさらに詳しくサイトカイン産生能や制御性T細胞を測定し、健常者と比較し、免疫不全状態の把握とその客観的な検査方法を検討、病態の免疫学的機序の解明を目的とする。計画では(公財)ルイ・パストゥール医学研究センター(LPC)に隣接する(医聖会)百万遍クリニック(百C)において、本研究の代表者(谷川)と分担者(内山)が、シックハウス外来を実施しているので対象者の協力を得て採血など医療行為を行い、LPCで免疫機能検査を測定する予定だった。が、平成29年6月に百Cが閉院の危機となり、研究の場を確保することに難儀した。百C継承のため、本研究代表者(谷川)が平成29年10月に院長に就任し再建開始、シックハウス外来も再開した。平成30年4月に新法人(医創会)への移行まで体制は整わず予定より約半年の遅れが生じたが、平成30年度は遅れを取り戻し患者群と性別、年齢のマッチした健常協力者も募り、計画に沿って進めた。ところが約1年後に新法人が撤退に方針転換し、余儀なく令和元年5月に谷川の個人開設で繋いだ。脆弱な体制で令和2年6月に別法人(悠仁会)へ継承した。協力医療機関の開設者が3年間に3回替わる過酷な環境下で院長を担ったため、研究代表者(谷川)の計画通りに進まなかった。対象者は予定より少ない人数となったが一定のデータは蓄積できたので現在解析中であり、成果を本年中に発表する見込みである。

言及状況

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この研究、その後どうなってるのかな…。 https://t.co/1JPFPCKWwm
最近まで国内でやってたCSの研究 https://t.co/yYjh0C4YUd 未だアレルギー疾患の疑いは晴れていません が 分担者の1人は 文献を元に毒の研究をしていて免疫とは無縁 CSの裁判では被告側に立ち心因性と意見し いわゆる御用学者 厚労省がねじ込んだよう こんなの介入させて 研究が台無しになる懸念

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