著者
箱石 大 宮間 純一 水上 たかね 村 和明
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2019-04-01

1867年の王政復古政変から1871年の廃藩置県までの維新政権期における明治太政官文書は、1873年の皇城及び太政官庁等の火災により、その大半が失われた。しかし、近年、京都に残置されていたため焼失を免れた文書が、現在は東京大学史料編纂所・国立公文書館・宮内庁の3機関を中心として分散的に所蔵・管理されており、それぞれが本来は同一の文書群に属するものであることが明らかとなった。本研究では、上記3機関に分散所在する文書を本来の文書群として復元するとともに、アーカイブズ学的・古文書学的観点から、文書群全体の構造や個別文書の様式・機能等についても分析し、幕末維新史料学の構築に寄与することを目指す。

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宮間純一さんから『明治太政官文書を対象とした分散所在史料群の復元的考察に基づく幕末維新史料学の構築』(東京大学史料編纂所研究成果報告、JSPS科研費研究成果報告書)をご恵贈いただきました。ありがとうございました。貴重な成果報告、じっくり勉強させていただきます。 https://t.co/iHwourvDKY

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