著者
清水 克哉 河口 沙織 高野 義彦 石河 孝洋
出版者
大阪大学
雑誌
基盤研究(S)
巻号頁・発行日
2020-08-31

電気抵抗ゼロで電流が流れる超伝導現象は低温でおこるものとされてきたが、近年の高圧力技術と計算科学の進歩によって、高圧力の条件下では室温でも超伝導になる「室温超伝導体」の実現への期待が高まってきた。本研究は、室温超伝導体を高圧力下で合成すること、超伝導体によるデバイス回路を高圧装置内で動作させることを目的に掲げ、室温で動作する超伝導デバイスの作成へつなげる。我が国の高圧力を用いた超伝導物質合成技術、計算・数理データ科学、結晶構造解析技術、精密デバイス化技術を集結し、室温超伝導の実現にとどまらず、その超伝導を実用へつなげることを目指すものである。

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 7 favorites)

水素化物の室温超伝導化とデバイス化の研究 https://t.co/RYF6pwzYh9 圧力下で動くジョセフソン効果デバイスを作ろうとしとるんか

収集済み URL リスト