著者
千田 益生 則次 俊郎 堅山 佳美 堅山 佳美
出版者
岡山大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

麻痺した手・指に対する支援システムでは、手関節を固定し、3本の指(母指、示指、中指)で開き、把持するシステムを作成した。ある程度のピンチ力を導出することができた。指機能が失われた脳腫瘍患者に装着してもらい、音声スイッチによる把持動作を練習している。また、脳卒中など痙性麻痺の手に対する研究として、可動域改善目的のシステムも考案した。音声または手動で、患者自身が行う他動的可動域訓練システムである。痙性麻痺に対するボツリヌス毒素を用いた治療法の後療法として、可動域改善エクササイズが必須である。自宅で毎日エクササイズが可能なシステムを構築した。

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こんな研究ありました:人工筋肉を用いた麻痺手を動かすシステムの実用化に関する研究(千田 益生) http://t.co/W6230K36hj

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