著者
坂井 信之 中村 真 飯塚 由美 長谷川 智子 山中 祥子
出版者
東北大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

本研究は、孤食の心理学的問題を明らかにするため、孤食と共食(誰かと一緒に食べること)間で食物のおいしさなどがどのように変化するかということを調べた。その結果、孤食と共食では食物のおいしさ自体に差はみられなかったが、共食時には食事状況に対するポジティブな感情の生起がみられることが明らかとなった。この結果から、共食は、単に食卓を同一にするという物理的なことではなく、一緒に何かを成し遂げる(coaction effect)という心理学的なことであることが示唆された。

言及状況

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@norinori567203 失礼いたしました。お調べしたところ一人で食べたところ美味しいという研究結果が出ておりました
「何を食べるかじゃない、誰と食べるかなんだ」といいますが、実は誰かと一緒に食べても美味しさがUPするわけではありません。ですが美味しいものを一緒に食べると、食事相手の評価はUPします。商談や冠婚葬祭など大事な場面で食事が重要な役割を果たしてきたのも頷けます。 https://t.co/bEAzw4Ti9e
こんな研究ありました:共食の重要性に関する心理学的側面(山中 祥子) http://t.co/N1aI2GWceN
こんな研究ありました:共食の重要性に関する心理学的側面(山中 祥子) http://t.co/osaxBlOkIx

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