- 著者
-
黒木 貴一
磯 望
後藤 健介
宗 建郎
黒田 圭介
- 出版者
- 福岡教育大学
- 雑誌
- 基盤研究(C)
- 巻号頁・発行日
- 2011
本研究では、国内の都市河川の御笠川、大分川、大淀川、白川を対象とし、地形図、空中写真、衛星データなどの時空間地理情報をGISで用いて、それらの氾濫原の土地条件とその変化を明らかにした。また過去に災害が生じた場所の土地条件も検討した。この結果、氾濫原に対し時空間地理情報を用いる解析では、堤外の土地条件の分布とその変化の特徴から、都市域の自然災害の量的・質的評価ができることが示された。またこれら解析方法は、海岸平野及び海外の氾濫原にも応用できることを確認した。