著者
柏田 祥策
出版者
東洋大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2011

DNAマイクロアレイの結果,118の遺伝子が発現上昇,117の遺伝子が発現減少した。そこから形態形成に係る5つの遺伝子を選び,qRT-PCR解析を行った結果,ctslおよびtpm1は発現抑制,atp2a1およびhoxb6bは発現昂進, rbpでは顕著な差は見られなかった。発現抑制した遺伝子において,RNAiを行った結果,頭部および眼の形態形成異常,脊索の湾曲,血栓および虚血の個体を得た。ctsl,tpm1およびrbpの3遺伝子がSNCsの標的遺伝子である可能性が明らかになった。SNCsの毒性影響は,解離した銀イオンが高く寄与していることも明らかにした。

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[ナノ銀][論文] 銀ナノ粒子の魚類生態毒性に関する網羅的な詳細リスク評価(pdf)。魚類の発生期に強い影響を与えています。#ナノ銀

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銀ナノ粒子の魚類生態毒性に関する網羅的な詳細リスク評価(pdf)。魚類の発生期に強い影響を与えています。#ナノ銀 / “23651028 研究成果報告書(基金分)” https://t.co/ra5w1C0aff

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